100枚。




これは名刺の枚数です。




2012年5月に、新しく名刺を作りました。


ちょっと高価なんだけど、国際貢献ができるということでバナナペーパーを用いた名刺を。




肩書に


「立教大学大学院 文学研究科 教育学専攻 博士課程前期課程」


と書いて。




100枚という数字は、当時の私にはとてつもなく大きい数字に思えました。






作った日に、母に向かって




「前期課程が終わるまでに、この100枚を使い切るように活動する!」




と宣言したのを覚えています。






仕事を辞めて、大学院に進学したものの、勉強の世界になじめず、悶々としていた日々。




性格的に、ある程度目指すゴールが見えないと一歩も踏み出せないんです。


その分、ゴールを描いたら猪突猛進ですが(笑)




でも、悶々として、ただただ立ち止まっている自分が苦しくて、珍しく見切り発車でもいいから踏み出そう!


と思って作った名刺。




当初は2年で100枚使う予定でした。




でも、その名刺は今日100枚目をお渡ししてなくなりました。




新しいものも既に注文済み。


ブログに合わせて虹柄を入れたちょっと派手な名刺にしました。




同じ柄で注文すればちょっと安かったんだけど、あえて全面的に変えました。


あの頃の私と、今の私ははっきりと違います。






名刺を作った当初、ビジネスの勉強会や、障がい者雇用の研究会に参加し、懇親会にも積極的に参加しました。


でも、なかなか自分から挨拶できませんでした。




自己紹介ができなくて。




大学院生として、研究者の卵と名乗ることすら憚られる気がしていました。


研究方針も定まらない、これと言って知識もない。




教員経験者と言っても、たかだか3年。


ベテランの域には程遠く、確固たる教育理念もない。


研究領域にも生かし切れていない。




名刺を交換しても、お相手に何のメリットもない私です。。。




そう思って、なかなか一歩が踏み出せませんでした。




一枚も渡せない日もあったし、渡しながら「すみません。こんな私で・・・」と言ってしまうこともありました。






だけど、めげずに続けてここまで。




だんだんと自分が面白いと思うことがわかってきて、


自分の研究方針も明確に。


そして、読む本の幅も広がり知識も増えて。




自己紹介で話す内容に厚みが増してきました。


信念が明確に、そして揺らがなくなったことが大きな変化です。




あの時渡した一枚が、今の生活につながっています。


とある企業の社長に、何回目かわからないけれど挨拶に行ったとき。


「覚えてるよ。前田さんでしょ。」


と言われた時の嬉しさ。




名刺交換をした後に、情報交換をしましょうと機会を提供してくれた方。


研究会へのお誘いや、実行委員会への招待、人の紹介。




一枚の紙切れではありますが、私の想いとともに相手に渡ります。


そして、人と人がつながっていきます。




あの時の一歩が、確実に私を変えてくれたと思っています。


あの一枚が、今の私を作っています。






29日に新しい名刺が届く予定。




想像できない未来に対して不安しかなかった1枚目。


想像できない未来にわくわくしている100枚目。


200枚目の私はどうなっているのでしょうか。




届いたらまた、私の100枚が始まります。












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