この世界には男と女の二つの性別が存在していて、

その二つの性別の中には「男らしさ」と「女らしさ」というものが対極のものとして存在している。

そして、男と女が異性の「男らしさ」と「女らしさ」を魅力的な存在と感じることで、

互いに惹かれ合い、現代まで繁栄してきたと言えるだろう。

 

 

では、この「男らしさ」と「女らしさ」はどのようなものだろうか?

ここで私は、

「男らしさ」は規律が存在していて、目標に向かって突き進む力

「女らしさ」は感情が豊かで、周りの人間を気にかける力

とここでは定義しておきたいと思う。

(もちろん、私はそれぞれに優劣などは存在しないと考えているということを初めのうちに断っておきたい。)

 

 

そして時が進み、男性と女性がそれぞれ「男らしさ」と「女らしさ」を持つようになったと言えるだろう。

このことによって、それぞれが自由に自分の生き方を周囲に影響されることなく選択できるようになったかと思われた。

しかし、現代では男性が「女らしさ」を、女性が「男らしさ」を持ち過ぎて、それぞれの「男らしさ」と「女らしさ」よりも割合が高くなっているように感じられる。

 

 

このことによって、本来あるべき男女の関係性が崩れていってしまい、

男女の関係を持つ人々が少なくなってきてしまっていると考えられる。

 

 

このことから考えると、そろそろ我々も男は「男らしく」、女は「女らしく」一度戻ってみることもアリなのではないかと考える。