「あの頃の君がいるよ」
作:銀河流星
2008.12.10
放課後の教室で二人
鉛筆で夢を描いていた
だけど僕は君のように
うまく絵を書けなかった
二人並んで歩いた帰り道
空想ばかり話していた
長く感じていたあの道も
今では短く感じるよ
あれから何年経っただろう
町並みは変わってしまったけど
僕の心には
変わらない
あの頃の君がいるよ
君と日直になる日は
前の日から楽しみにしていた
いつも君と話しているのに
何故かそわそわ緊張していた
二人きりの教室で
僕は君に囁いた
だけどその言葉は
君を困らせてしまった
大人になる度いろんな物を
沢山捨ててしまったけど
僕の心には
純粋な
あの頃の君がいるよ
校庭でも教室の中でも
君の事を見つめていた
目で追いかけていないのに
自然と君が視界に入った
あれから何年経っただろう
卒業して逢えなくなってしまったけど
僕の心には
微笑んでる
あの頃の君がいるよ