今日の健康情報は、「タミフルと異常行動の関係」です。
インフルエンザ特集です。
昨日もインフルエンザの報道がありました。
病院や老人ホームで・・・体力のない方が、重篤な症状となっています。
ご家族などの周囲の方も含めてお気をつけ下さい。
今日は、タミフルの副作用として、取り上げられている異常行動についてです。
数年前、タミフルの副作用として服用後に子供さんが転落するなどの死亡事故が大きく報道されました。
みなさんも・・・タミフルの服用の不安をお持ちの方もおられると思います。
今まで私が文献等を見てきた限りでは、タミフル服用と異常行動等との因果関係が「ある」との結論は覚えがありません。
研究データとしては
・小児約1万人を対象の研究
・約2800人の小児の研究
いずれも厚生労働省によってタミフル服用・非服用によると異常行動・言動等との関連は見出されなったという結果を出されており
その結果、タミフルと異常言動の因果関係はないと考えている。
と報告もされていました。
もう一つ私の実体験ですが、
昨日の「今日の健康情報」でも書きましたように・・・
ある日、インフルエンザの患者さんが非常に多く忙しい1日が終わった時、
いつもの仕事のあとの疲れと違うようなダルさ・・・ちょっと関節に違和感が・・・
翌日はゴルフのコンペが入っいて、更に悪いことに雨が・・・冬の冷たい雨でした。
案の定ハーフ回ったところでダウン、すぐ帰宅して高熱でバタンキューでした。
病院を受診して、無事?タミフルを処方してもらいました。
タミフルを服用したら夜中は高熱で苦しみましたが、翌朝はすっかり熱も収まり、元気になって通常と同じように生活が送れるようになりました。
やっぱりタミフルの効き目は、抜群・・・神様・仏様・タミフル様と感謝しました。
この感謝は、夜中の高熱・・・インフルエンザの苦しさ、いくら特効薬があってもあの苦しさは味わいたくないほどへの効き目への感謝でもあります。
覚えているのは、親分が窓から飛び降りないように言いながら冷静に窓の錠を閉めたこと
あとは、高熱のためであろう頭の中がグルングルン・・・走って行きたい衝動に駆られた覚えがあります。
もしかしたらこれが異常行動なのでは??・・の前触れ??とあとから考えると思いました。
その時は、体も動かなかったので走ることはできませんでしたが、
インフルエンザの高熱で頭がフラフラの状態でタミフルにより体が元気になり、走ったりの異常行動になるのでは・・・その前触れくらいの状態では??
というのが実体験です。
タミフルの注意文書には、
「少なくとも2日間、子供さんが一人にならないように・・」と記載されています。
2007年に10歳代へのタミフル使用制限となりました。
タミフルとの因果関係の有無ははっきりはしていませんが、体力的に高く、脳の発育も最も勉強する時期(勉強してないという人でも学校は行って試験もあるはず)
そう意味で体と頭とのバランスが乱れて異常行動しやすいということからかもしれません。
私の経験から、大人の方も部屋から出れないようにはしておく方がいい?と思います。
タミフル以外の抗インフルエンザ薬についてですが、非公式に医療関係の人に尋ねてみたところ
タミフルに比べると使用数が抜群に少ないため、問題になっていないことも考えられる。
異常行動等の可能性はあるかもと聞きました。
タミフルでなくても他の抗インフルエンザ薬服用でもお気をつけ下さい。
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「今朝のコロと小太郎・・・
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「コロもすっかりくつろぎモード
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2013/01/08