話があるの。
立場によってその聞こえ方は天国と地獄である。
デートを重ねて仲良くなってきた異性からそう言われて会った場合、二人は恋人になる可能性が高く、実際何を話されるのかは結果はどうであれ、前日は浮わついて寝れないはずだ。
しかしこれが恋人だとまるっきりテンションが違う。
聞いた瞬間、血の気が引き飯がとにかくうまくない。
もう内容を言われたも同然で、覚悟しとけよ、に近い。
女性が言われたなら食い下がって勿体ぶらせないでその日に言わせてしまうのもありだが、男性が聞き出そうとするとしつこい、明日話す。
と一喝。
とにかく前者とはまったく異なる不眠症と食欲不振。
言われるのは、別れか妊娠かどちらかで心当たりがないなら別れしかないからだ。
まさか次の日出かけて、私越野はラインクロスしてないと思うの。
とか平和なオチなわけがない。
そして当日になるとどう踏みとどまろうか考え出す。
だが、基本は何をしても結果は変わらない。
僕もメンズの割にそうだから気持ちは分からんでもないが、抵抗は無力で空しい。
誰しも一度は経験しておるシチュエーションなはず。
もう二度と人を好きになるまいと、泣きながらラーメンをすすり、涙色の意味を理解する。
これだけ明暗がくっきり分かれる一言もなかなかないように思う。
別にフラれた訳でも告白されたわけでもないので、悪しからず

いつものふと、思いました。
ってやつです。
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なんか寝れないな、今日は。