仕事のあった次の日は、ゴロゴロする予備日がないと復活できない由美花です
「スピリチュアル」が一般的になってくるずっと前…
何人か「視える人」達の“鑑定”を受けたことがありました
(その頃はまだ「セッション」なんて言葉もなかった😅)
その中でも、ルックスもトークもキョーレツに私の印象に残っている人がいまして
もう10年以上前のことなんですが、今朝なぜか急に頭に甦ったので、書いてみようかと思います
10年勤めた某中央官庁を(一応国家公務員でしたw)、うつ病で退庁した私は
その次の日から、学生時代お世話になった両国の甘味処でバイトを始めました
そこのバイト仲間に「骨董通りに変わった霊能者がいる」と聞いたのです
彼女曰く
その人は男性で、本業はファッション系のカメラマン
「その能力」は、オマケでもらったようなものなので、基本代金はもらっていない
だから、払いたければ払いたい額だけ払えばいいし、もちろん払わなくてもよい(物を置いていく人もいる)
広告は出しておらず、口コミのみ
情報なくとも、座った途端にバシバシと言い当てられる…
うつ病明けで、リハビリメイクの勉強はしていたけど、これからどうしていけばよいか全く見えていなかった私は
何かヒントになることをもらえるかも…と、早速行ってみることにしました
彼のオフィスは、骨董通りのとあるビルの一室
入ると受付?で、美しいお姉さんがにこやかにアロマオイルで何かを作っています
待合室のような所に案内されると、男女年齢関係なく大勢の人が待っていて
彼らの目線の先を見ると、その霊能おじさまが鑑定している姿がありました
そう、相談室などの個室や仕切りはなく、相談内容も、相談の様子も丸見えなんです
(もちろんこれには理由があってなのですが)
彼は、黒のタートルネックに黒縁のメガネ、スキンヘッド(そして、ややこわもて)
いかにもなファッション系で、とても霊能者には見えませんでしたよ😅
聞こえてきた相談内容は、会社の人事について
彼は相談者が持参したリストのようなものを見て
「マル、バツ、バツ、これはサンカクだな…」とパッパと答えていく
相談者が「えっこれはなぜバツなんですか?」と聞くと
「だってこの人こういう所あるでしょ、気になってるはずだよ」と答えてびっくりさせてた(笑)
それ以外に目立った相談は、不動産や家庭、遺産のことなど…
私の相談なんて
「30すぎてまだ独身の実家暮らし、うつ病やっちゃって公務員辞めた、仕事もバイトし始めたばかりで、将来どうしたら…」
っつーアホなことだよ(笑)
くだらねぇって怒られたらどうしよう😱💧
しかも相談丸聞こえだし(笑)
…と、ドキドキしてたら
「はい次、オカムラさ〜ん」
ついに私の番が来たのでした
つづく。