満員電車のなか、憂鬱な時間
蒸し暑くて気持ち悪い、知らない誰かと密着する嫌な空間
禿げた親父の頭が目の前にあって、太ったおっさんの生暖かい体が腕に触れる
せめてもの救いは背中には女性がいること、どんな人かも確認できないけど
本来ならオレは降りない駅、ドアが開いたとたん後ろから押された
降りたらまた乗るのが面倒なのに
ぎゅうぎゅう押されて軽く舌打ちをしながらも電車を降りる
後ろから押してきてた人、ぎゅうぎゅうやって来てた人なのに
降りたあとの簡単な挨拶、手をあげて会釈をしてくれた
無言のありがとうを受け取って少しイラついた自分が恥ずかしいね
その光景を見ていたおじさんが笑う
そしてまたオレは満員電車に乗っていく
あの異様な匂いの渦巻く中に
あのサインを忘れないように
Android携帯からの投稿