現在、ひろしま美術館で開催中の「ボストン美術館ヴェネツィア展 魅惑の都市の500年」
に行ってきました。
ボストンとヴェネツィア、どんな関係があるのかと思っていましたが、
ボストンには多くのイタリア美術愛好家がおり
銀行家ダニエル・サージェント・カーティスがヴェネツィアのバルバロ邸を買い取り、
荒廃していた邸内を修復して英米の芸術家たちが集うサロンとなったそうです。
そして、モネがヴェネツィアを訪れた時に、最初に滞在したのもバルバロ邸とのこと。
美の遺産が満載の美術展は、
歴史的建造物・キリスト教の絵画・ヴェネツィア様式の絹織物やガラス製品が展示され、
気持ちは大好きなヨーロッパに飛んでしまいそう。
美術館の中庭には、軽食の用意をしていて、
コンサートの練習に立ち会えました。
カメラを向けた時に流れていたのは「蘇州夜曲」。
今回は、目から耳からも刺激を受けた美術展となりました。
「ボストン美術館ヴェネツィア展 魅惑の都市の500年」は、
ひろしま美術館で6月12日(日)まで開催中です。