「やっと親を許せるようになりました」
とおっしゃる方がいます。
- 長い間ツライ思いを抱えてきた。
 - 頑張って乗り越えてきた。
 - 親も未熟だった、と思えるようになった。
 - たくさんの経験を経て自分も大人になり、親のありがたみがわかるようになった。
 
だから、親を許します。
ここでフラクタル心理カウンセラーから一斉にツッコミが入ります。
それ、
✳︎ 親=悪者のままになっていますよ
✳︎ 「許せる私」を美化していますよ
それだと解決にならないのです。
駄々をこねている幼児は
自分の思い通りにならないことが気に入らず
おかあさん!ワタシの言うこときけー!
と言わんばかりに泣きわめいています。
その幼児が
親=悪者
と決めたまま、恨みを何十年も持ち続け、
数十年経って「許します」宣言をする。
許すではなくて、まずは
「あの時わがまま言ってごめんなさい。」
それから、
「それでも衣食住を与えて育ててくれて
ありがとうございます」
とはいえ、やっぱり
本当にウチは別格なので!!!
と言う方もいます。
少しずつ仕組みを知って掘り下げていきましょうね。
未熟だったのは親じゃなくて幼い頃のワタシでした。
それが本当に腑に落ちた時に、胸が震える感覚、脳に衝撃が走る感覚を覚えました。
カウンセリングでお話を聞くと、
親への恨みを話される方はとても多いです。
話をしながら思考が整理されていくと
「え?…アレ⁈」っとご自身で矛盾に気づく方もいらっしゃいます。
今自分はどの方向に進みたいのか。
それを妨げているモノは何か。
思考を整理していきましょう。
7月のモニターカウンセリング募集します。
興味のある方はお早めに。

