私たちは毎年、歳を重ねていきます。
40歳の人は40年分生きているわけです。
では、私たちはどれくらいのことを覚えているのでしょう?
比較的最近の記憶は鮮明に覚えているけれど、
10年前の記憶、20年前の記憶は詳細に覚えていないですよね。
でも
子どものころ、親は全然私に構ってくれなかった
子どものころ、ウチは貧しかった
子どものころ、私はいつも寂しかった
子どものころ、私はいつも兄からいじめられていた
子どものころ、父はいつも寝てばかりだった
子どものころ、私だけ怒られてばかりだった
そんな風に、子どもころの記憶を鮮明に詳細に覚えていたりします。
その記憶って本当?
私たちはあたりまえを認識できません。
ってことは、認識しているその記憶はあたりまえではなかったのでは!?
「私はいつも○○だったんです!」
「私の親は○○だったんです!」
印象深かった○○について、何度も何度も唱えています。
記憶ってとても曖昧だし、自分の意図次第でどんな風にもつくれるのです。
そこにあるのは意図!
だってその方が都合がいいからね。
いやいや、ウチは普通じゃなかったから
いやいや、ホントにツラかったんだから
いやいや、ウチの場合は……
と反論したくなりませんか?
フラクタル心理学では過去も他人も変えられる、といいます。
記憶がつくられているとしたら、その記憶を変えることもできるのですよ。
でも魔法じゃないからね。
理論と実践が大事。
問題を解決したい方は、その記憶を辿ってみると解決法がみえてきますよ。
