以前、上司から「普通、これくらいのことわかるでしょ」
と言われたことがあって、
「普通???」と思ったことがあります。
普通にもいろんな意味があって、この時の普通は一般的にという意味。
当時の私は知識不足のため、相手にとっての普通を認識すらできていなかった。
だから、「フツーって何…」という違和感を感じたんですよね。
そう思うと同時に
私も同じように「普通これくらいできるでしょ」と言ってしまっている場面はあるなぁとも感じたのです。
普通ってなんだろう
普通にもいろんな意味があるよね。
普通に生まれて、普通に学校行って、普通に働いて、普通に結婚して
みたいなことを普通にいう人がいる(笑)
この場合は「大多数の人と同じ」という意味。
大多数の人と同じ「普通」の中にいると安心するから、普通を求める。
一方で、
恋愛中は彼氏や彼女からは特別と思われていたい。
子どもの成績が全教科平均点と同じだと、平均点以上を求めたくなる。
(0点10人100点10人でも平均50点なので、平均が大多数とは限らないが)
他の人より抜きんでた力があるとそれは強みになる。
時と場合によって普通を求めたり、特別を求めたり。
都合がいいんだなぁと思う。
特別でいたいという思い
そもそも「特別でいたい」という感情は赤ちゃん時代にみんなが持っているもの。
お母さんの特別でいたいから。
お母さんに注目されていたいから。
それも、成長と共に、薄れていくけれど、やっぱり心のどこかに「特別でいたい」という思いを持ち続けている。
何もしなくても「特別」でいられるのは赤ちゃん時代の話。
大人になっても「何もしなくても特別でいたい」という思いを握りしめているから問題が生じる。
他の人より努力する、人よりエネルギーを出して結果を出す。
そうしたらポジティブな「特別」が得られる。
特別でいたいけれど、エネルギーを出すのはめんどくさい、
と思うからネガティブな「特別」が現実化する。
私の普通とあの人の普通は違う
じゃあどうすればいいか?
普通も特別も自分のものさしで測っているのだから、自分でコントロールできるようになるといいよね。
言葉の「定義」を見直して成長に向かう方を選択していきたいと思うのでした。
