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おはようございます!
我が家のニャンズ、タイガ、オレオ、ココアとの賑やかな毎日を過ごしているmakoto@kushiroです。
12月も下旬、ここ北海道・釧路は雪景色となり、いよいよ年末年始ムードが高まってきましたね。 クリスマスプレゼントのラッピングや、大掃除で出てきた小物、お正月の飾り付け…。家の中がいつもと違う雰囲気に、猫たちもソワソワしているのではないでしょうか?
しかし、この時期は私たち飼い主にとって、一年で最も気が抜けない時期でもあります。
それは、猫の「誤食(ごしょく)」事故が増えるからです。
「うちの子は賢いから大丈夫」 「食べ物じゃないって分かってるはず」
そう思っていても、猫の好奇心や狩猟本能は、理屈を超えて働くことがあります。飲み込んでしまった物によっては、開腹手術が必要になったり、最悪の場合は命を落としたりすることもあります。
今回は、家の中に潜む「猫が口にすると危険なもの」と、悲しい事故を防ぐための対策について、詳しく解説していきます。
1.猫にとっての「魔のひも状」物体
猫が最も誤食しやすく、かつ非常に危険なのが「ひも状のもの」です。
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危険なもの:
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リボン・包装用の紐(クリスマスのラッピングは要注意!)
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輪ゴム・ヘアゴム
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糸(裁縫道具の出しっぱなしに注意)
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マスクの紐
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パーカーの紐
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なぜ危険?
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猫の舌の構造上、一度口に入れたひも状のものは、奥へ奥へと飲み込まれてしまい、自分で吐き出すことが困難です。
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飲み込むと、腸の中で紐がアコーディオンのように絡まり、腸を引き裂いてしまう恐れがあります(腸閉塞)。これは緊急手術が必要な非常に危険な状態です。
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我が家のニャンズの場合: やんちゃなオレオは紐が大好き。プレゼントのリボンなどは、開封したら「即・ゴミ箱」へ捨てるように徹底しています。
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2.小さくてコロコロした「おもちゃ代わり」
「チョイチョイ」と遊んでいるうちに、勢い余って飲み込んでしまうパターンです。
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危険なもの:
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耳栓・イヤホンのイヤーピース(ゴムの感触が好きで食べてしまう子がとても多いです!)
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ジョイントマットの欠片(齧って飲み込む)
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ペットボトルのキャップ
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ボタン・電池(ボタン電池は誤食すると内臓に穴が開く危険があります)
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画鋲・針
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対策:
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猫の手(口)が届く場所に、細かいものを置かない。「引き出しにしまう」を徹底するしかありません。
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3.中毒を起こす「化学物質・薬品」
人間には無害、あるいは薬であっても、体の小さい猫にとっては猛毒になるものがあります。
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危険なもの:
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人間の薬(特に風邪薬や鎮痛剤に含まれるアセトアミノフェンは、猫にとって致死的です。テーブルに出しっぱなしは厳禁!)
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アロマオイル(精油)(猫の肝臓は植物由来の成分を分解できません。香りを嗅ぐだけでも危険な場合があります)
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洗剤・漂白剤(床掃除の際など、舐めないように注意)
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不凍液(北海道などの寒冷地では車庫に置いている方も多いはず。甘い味がするため猫が舐めてしまい、重篤な腎不全を起こします)
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4.以前の記事でも触れた「植物」と「食べ物」の再確認
過去の記事(「食べてはいけない食べ物」「植物」)でも詳しく解説しましたが、改めてこの時期に注意したいものをピックアップします。
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ユリ科の植物:
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お正月の生花によく使われますが、猫にとっては花粉、花弁、葉、水を飲んだだけでも腎不全を起こし、死に至る猛毒です。絶対に家に持ち込まないでください。
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ネギ類・チョコレート・アルコール:
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年末年始の宴会シーズン、テーブルの上の料理を盗み食いされないよう注意が必要です。
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5.もし「誤食」してしまったら?
「飲み込んだかもしれない」と思ったら、様子を見ずに、すぐに動物病院へ連絡してください。
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絶対に家で吐かせようとしない:
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無理に吐かせると、誤嚥性肺炎を起こしたり、食道を傷つけたりする危険があります。
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「何を、いつ、どれくらい飲み込んだか」を獣医師に伝え、指示を仰ぎましょう。飲み込んだ物と同じものがあれば、持参すると診断の助けになります。
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まとめ
誤食事故は、猫のせいではなく、環境を管理できていなかった飼い主の責任と言えます。
好奇心旺盛なオレオ、食いしん坊のタイガ、何でも興味津々のココア。 彼らの命を守れるのは、私たち家族だけです。
「片付ける」「隠す」「捨ててしまう」。 このシンプルな習慣を徹底して、愛猫と一緒に安全で楽しい年末年始を迎えましょう!
コスプレをしてクリスマスパーティを楽しむ我が家の3にゃんず🎄











