昨年よく使うスプーンについての記事を書きましたが、釣りに行けないので暇だからプラグ編書こうと思います。
↓スプーン編
さて、エリアトラウトで一般的にプラグと言うとクランク、ミノー、ボトム、トップの4つに分かれると思います。
それぞれのジャンルで自分が好んでよく使うものについて書きます。
【クランク】
*ディープクラピー
言わずと知れたフルサイズクランクの代表格。
自分的にクランクを出す場面は、スプーンで釣り切って、もうスプーンじゃ無理な状況か、放流3rdでスプーンで取れなかった時に助けてもらう場面です。

既にスプーンである程度サーチして、魚のタナやルアーアクションの好みをある程度把握した状況で使う前提になります。

自分の場合、クランクのパイロットルアーに選ぶ事が多いのがこのディープクラピーか後述するウッサ(XS or S)かモカDRSSです。
なぜディープクラピーか?
・強過ぎず、弱過ぎないウォブリングアクション
・速く巻ける
・安定したレンジキープ力
・攻撃範囲の広さ(深過ぎるタナはムリ)

理由としてはこんな感じです。
スプーンでもそうですが、先に高活性、動きの速い鱒から取っていった方が効率良く、次のローテーションに繋げやすいので、パイロットルアーにピッタリだと考えています。

自分はゴールドウルフ633ML×PEかイエローウルフ62L×ナイロンで使っています。

次にクランクのパイロットルアーとしてウッサを使うパターンです。

恐らくなぜウッサ?と思われるかもしれませんが、先程書いた通り、自分がクランクを出すのは、スプーンで魚のいるレンジが分かっている時です。

ウッサは遠投性能が良く、シンキングクランクで、巻けば浮き上がるので、スプーンで反応のあるレンジを直撃できて、スプーンのローテーションの延長で使えるわけです。

例えば、沖の表層であればウッサSで大遠投し、そのままナリで巻くだけで釣れちゃいます。
ボトムであれば、XSでスプーンのようにカウントを取って、巻き上げorボトムトレースでOK。スプーンよりデッドスローで巻けるのもGOOD。
中層であれば、スピードと狙いたいレンジで使い分ければOK。

あと自分が良くやるのは、ウッサSのレンジキープからの巻き下げ。
加賀FAだと激釣れで同じ色で15連発した事もあります(笑)

こんな感じで、スプーンのように使えるので、自分的に1番好きなクランクですし、どこ行っても外した事無いです。
タックルはイエローウルフ61ULST×エステル0.4でやる事が多いです。


次にモカDRSSをクランクのパイロットルアーに使うパターンです。

モカをパイロットに使う場合は、完全に迷子で魚のいるレンジを正確に把握したい時です。

さっき言ってた事と矛盾してますね〜(笑)
基本的にはスプーンでレンジを探ってからクランクなのですが、激渋な状況下や魚が散っていてどのレンジでもアタル時等、魚のレンジが絞り切れない状況があると思います。

モカDRSSは他のクランクに比べると、ウォブリングアクションが弱く、集魚力は有りません。
じゃあなぜパイロットとして使うのか?
理由は、単純に集魚力が無い分、魚がいるレンジから上下であまり動かずに食わせられるから。
分かりやすく言うと、魚探です(笑)

ディープクラピーや後述するパニクラDRだとウォブリングアクションが強いので、魚を他のレンジから呼んでしまい、正確なレンジが分かりません。
だから敢えて地味なモカDRSSです。

着水してからナリで巻いてても釣れるのですが、大事なのは巻き始めて何巻きで食ったかどうか?を確認する事で次のローテーションに繋げられます。

また、モカDRSSの良いところは、
・スプーンで釣れなくなった末期状況下で、お魚さんを連れて来てくれる食わせ能力
・抜群の飛距離
・シンキングクランクなので、スプーンのようにカウントダウンで使える

こんなところです。
自分が良くやるのが着水後、カウントダウンorグリで
潜らせて、手前のカケ上がりを巻き上げ。
これはめちゃくちゃ釣れるんですよね〜
タックルは弱い動きでもブルブルを感じ取れる、エステルライン0.4号で、イエローウルフ61ULSTでやる事が多いです。


ディープクラピーを使っていて強いアタリが多い時や、もっと下目を探りたい時、ボトムノックやりたい時に使うのが、、、
*パニクラDR
初心者の頃はディープクラピーと同じような感じだと思っていたのですが、ディープクラピーよりスピードは遅くなりますが、ウォブリングアクションが強くなってます。
また、潜るレンジもディープクラピーより深く、ボトムノックもいけちゃいます。

DRでもロッドを立てて巻けば表層、中層もいけちゃいますし、集魚力が強いので、東山湖や加賀等の大規模なエリアに強いです。
タックルは強い動きに負けないようにゴールドウルフ633ML×PEで投げる事が多いです。

次に、モカDRSSを使っていて、シルエットを落としたい時、近距離戦が多い場合に使うのが、、、
*プチモカSS&チビパニクラDRSS

この2つはシルエットがかなり小さく、どちらも食わせ能力が高いクランクです。

自分の場合の使い分けは、レンジとスピードです。
レンジ表層付近で、スピード超遅➡︎プチモカ
レンジ表層〜1mくらいで、スピード遅➡︎チビパニクラ

プチモカの方がレンジ上めで、デッドスローが合ってると思います。
プチモカのスピードはかなりデッドスローで巻け、スローシンキングなので、リーリングを止めれば沈みますので、ある程度下も巻く事もできますが、沈むのがかなりゆっくりです。
効率重視で自分の場合はレンジ下目の場合、チビパニクラDRSSの方を使う事が多いです。

近距離の食わせ系クランクの代表格で、中津川、裾野MIX、東山湖、大芦川、加賀等の釣り場でよく使います。
タックルは飛距離、感度を優先し、レッドウルフ61MLST×エステル0.3号or イエローウルフ62L×エステル0.35号でやる事が多いです。

次に最近ハマっているのが
*ファットモカjr SRSS/DRSS

最近の放流ではなかなかスプーンに反応しない時や、食いたいんだけど、スプーンだと難しい魚が多い気がします。

そんな時に役立つのがこのクランクです。
スプーンで言うハントと同じ役割を持ったクランクだと思ってます。

小粒でシルエットが小さく、速く巻けて、ブリブリ動くので、放流3rdや中〜高活性を狙い撃ちできるクランクベイトですね。
同じようなシルエットのプチモカやチビパニクラやピコチャタクラとは役割の違う革命的なクランクだと思います。飛距離もめちゃくちゃ出ます。
イエローウルフ61ULST×エステル0.35号orレッドウルフ61MLST×エステル0.3号orイエローウルフ62L×ナイロン2.5lbでやる事が多いです。


【ニョロ系クランク】
*なぶクラF or  S
自分の大好きなニョロ系クランクで、69mmと結構長めなんですけど、食わせ能力が有り、ある程度集魚力があるので、1番最初に投げるニョロです。
巻き方は簡単で、ちょーデッドスローで巻くだけ。
速く巻くと釣れないので、ルアーが動くギリギリの速度で一定に巻く事がコツです。

Fと Sの使い分けは魚のいるレンジが上か下で使い分けてます。
中津川や裾野MIXだと餌になるくらい釣れますよ〜
タックルはゴールドウルフ633ML×PEでしか巻きません。(無くしたくないのと、デッドスローで巻く分、ロッドとラインがハードでないとフッキングしないから)

*ココニョロ
魚が上めにいる時で、なぶくらで食わなかった時に投げます。なぶクラより更に食わせに寄ったニョロで、ウォブリングのピッチはココニョロの方が細かいです。
巻き方はほぼなぶクラと一緒です。
巻いてる時にたまに、一瞬速く巻いたりして誘いを入れたりもします。
個人的に1番信用しているニョロ系クランクです。
タックルはなぶクラと同様にゴールドウルフ633ML×PEで使っています。

*ペピーノMR/DR
ココニョロやなぶクラを引いていて、もうちょっと深めを引きたい時に使います。
まだちゃんと使いこなせてませんが、自分的にこの性能でこの値段はやばいです(笑)
ちゃんとデッドスローでも動くし、2フック仕様なのでフッキング良いし、下から買い上げてくるバイトにも対応可能。
ティモンは安くて良い物作るなーと改めて思いました。
ココニョロと同じくタックルはゴールドウルフ633ML×PEで使います。

【ミノー】
まず、自分がミノーを使う時は、、、
・手返しが良いので、勝負等で短時間でたくさん釣りたい時
・一定巻きに反応無くなり、リアクションで食わせたい時

です。


*ダブルクラッチ60F/45F


1番最初に投げるミノーです。

後述するザッガーと比べ、深く潜り、飛距離が出ます。

60Fは長めと思われる方もいるかもしれませんが、中津川や裾野MIXのような小規模なエリアでも大活躍。

2フック仕様なので、フッキング◎

60Fで取れる魚を取ってから45Fを投げる感じです。


*ザッガー50F1



ダブルクラッチの後に投げるミノーです。

ダブルクラッチより飛距離は出ませんが、食わせ能力はこちらの方があると思ってます。


どちらのミノーもデジ巻き、マジックジャークで、ミノーの浮力で浮いてくる時に食わせる感じです。

↓ザッガーで爆釣した時の動画です。

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【ボトム】

*タップダンサー


1番最初に投げるボトムプラグです。

投げて最初にやる事は、ボトムからロッドでアクションを付けて、跳ね上げさせ、中層にいる魚をボトムに集めます。

波動が強いので、集魚力が有り、沈む速度が速い為、テンポ良く動かせる事ができます。

正にど真ん中なボトムプラグです。


*DSベビーバイブ


タップダンサーと比べて、波動が弱く、ボトムに落ちるスピードも遅く、シルエットが大きい為、シルエットで食わせるボトムプラグです。

ボトムに呼び込む力はタップダンサーの方がある気がするので、自分の場合、タップダンサーでボトムに集めた後にベビバで食わせていく釣り方をする事が多いです。


ベビバとタップはゴールドウルフ633ML×PEでやる事が多いです。


*ダートラン


タップやベビバの縦の動きで反応が悪い時はダートランの出番です。

ミノーをダートさせるようにラインスラッグを出して、ロッドで煽るのがポイントで、じゃないとちゃんとダートしません。

今までは小刻みなシェイク巻きやデジ巻きで使ってましたが、先日早乙女先生に教わり、長めのステイのダートで使う事が多くなりました。


*シャインライド


魚が速めで、速めのダートアクションで使う時に使用します。ダートランとの使い分けは魚のスピード。

少しロッドを動かしただけでもかなりダートするので、シェイク巻きにも相性良いです。

使い始めて日が浅いですが、今では無いと死ぬと思ってるボトムプラグです。


まとめると、

・速めのボトムバンプで魚をボトム寄せる➡︎タップ

・ボトムバンプでシルエットで食わせる➡︎ベビバ

・遅めのダート、長めのステイで食わせる➡︎ダートラン

・速めのダート、シェイクで食わせる➡︎シャインライド

タックルはタップとベビバはゴールドウルフ633ML、ダートランとライドはどちらも浮き上がらせたくないので、エステル0.4号で合わせています。


ボトムプラグで使う順番としては、

タップ➡︎ベビバ➡︎ライド➡︎ダートラン が多いです。


【トップ】

自分がトップを使うタイミングは夕方等ライズが多く、魚が表層を意識している時です。

朝イチとかも効くのですが、朝イチはスプーンで釣りたいのでいつも使いません(笑)


*デカミッツドライ


わざとテンプラキャストで投げ、魚を寄せます。

着水後はゆっくりめのデジ巻き。

自分の場合、テンポ良くデジ巻くより、食わせる間を与えた方が圧倒的に釣れる気がします。

タックルはPEだと魚にプレッシャー与えてしまうので、エステル0.4号でやる事が多いです。

※一昔前まではデカミッツは良く釣れたのですが、最近みんな投げるので釣れなくなってきました。だからエステル。


さてさて、こんな感じで書いてきましたが、需要あるのでしょうか?笑

自分的にはまずスプーンで釣りたい!という気持ちがあるので、プラグは二の次になりますが、プラグも結構大好きで使い込んだ結果、こんな感じになりました。


最後までお読みいただき

ありがとうございました黒猫しっぽ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫あたま