妹と二人で、

母と面会してきました。


母は、新型コロナ感染後

3週間以上陽性のまんまで。

施設としては

判断に迷ったそうですが、

面会の許可が出たのです。



車椅子で面談室に入るなり、

すぐに部屋に帰りたそうにする母。

「会いに来たよ。誰だがわかる?」

と言うと、

「(私の名)と(妹の名)。」

と即答。


見えてるし、

分かってはいるのね…



差し入れのプリンを勧めると、

「食べられない。」

と言いながら、ぺろっと完食。


伸びていた爪を切ったり、

少し耳掃除したり。


大した会話はなくて。

私達と過ごすよりも、

部屋に帰りたそうでしたが。


ひと月以上ぶりの面会。

しばしの時間、

母娘3人で

過ごすごすことが出来ました。



やつれたり、調子を崩したりの

大きな変化は感じませんでしたが。

ギリギリの低空飛行は、

高度が上がる様子もなさそう。


父が持ち続けていた"欲"の

ほんの一欠片でも母が持てたら。

少しは生き生きと

暮らせるかもしれないのに…。

ふと、そう思ってしまいました。