夕刻

父からの電話。

久しぶりだったので

うっかり出てしまったのだけど。


少しは落ち着いたかな...

という儚い期待は、

みごとに霧散しました。



「もうダメだ。」

から始まった電話。

今日は

夕飯を食べる気力がわかない

と、言います。


実家にいた頃は、

かかりつけ医院での

点滴と気力で生きてこれた。


今は、三食出るけれど、

点滴はしてくれない。

それでは力がでないので、

夕食に行く力がでないのだそうです。


~食事が摂れているから、

点滴は必要ないと思うのだけれど。



そしてお決まりの、

騙して施設に連れてきただの、

金を盗っただのの話へ突入。


自分の手元に無い=私が盗った

の構図。


父の金は、

確かに預かっているけど。

父のこと以外に使う気はないし、

全部記録して帳簿もつけています。


明朗会計には自信があるけど。

そういう言われ方をすると、

やっぱり抉られます。


預かってるものぜーんぶ、

父の前にドーンと置いて、

関わりを断ちたい。

そう思ってしまいました。



・・・父からの電話。

やっぱ出ちゃダメですね(ー_ー;)。



二十分近く

ずっと喋り続けられるくらいに、

父は元気そうだと思われます。