久しぶりの記事なのに、こんなこと書くことになるとは・・・・
穏やかな日差しと暖かな行楽日和で始まった日曜日。
関東地方やや内陸部に位置する我が家辺りでは、昼すぎて急激に突風が吹き始め、
「黄砂?」にしては濃すぎる砂煙が押し寄せてきました。
「砂塵嵐」だったようです。
末っ子が、「何か煙が白い、臭い。」と言い出したので、
台所の小窓からのぞくと、
目に前の隣家の庭先に、たき火大の火の塊が二つ、風にあおられていて・・・・・・・
そう、二つも・・・はたき火じゃない!
火事~!!!
家に居たのは子ども達4人と私。
娘に119番を頼み、
男子たちにはそれぞれ消火器、ありったけのバケツ、庭の散水ホースを!と叫びつつ、
台所用の消火器をひっつかんで、駆けつけました。
火は縁側の隅辺りに一つと、地面に置かれた巻いた葭簀の先に。
中間あたりで住人の御爺ちゃんが散水ホースを持って立っていました。
小さい方の火は、何とか消せたのですが、
縁側あたりの炎は、砂塵嵐の突風にあおられ勢いが増すばかり。
できる限り水をかけましたが、焼け石に水。
火事の熱風だか、砂塵嵐だか、とにかく煙たい。
フェンス塀で隔たれた我が家側に逃れて、
(あ、もちろん隣の御爺ちゃんもつれてきましたよ)
フェンス越しに散水ホースで水をかけていました。
こんなときは、消防車の到着が、本当に遅く感じるものですね。
消火作業が始まったころには、木造平屋の小さな家は完全に火が回ってしまっていました。
・・・1時間くらい経ってようやく鎮火してきました。
お隣は、全焼。
反対側のお宅は近接していたので、一部延焼してしまいました。
風向きは我が家よりでしたが、隣とは数メートル離れていたので、何とか燃えずに済んでいました。
少しホッとして、
何気なく、白くなりつつある煙が流れていくのを目で追っていたのですが・・・
隣居の義母宅と物置小屋の隙間から出てくる煙に、違和感を感じました。
流れが緩やかで、白くない…むらさきっぽくたなびいている?
長男に、のぞいてもらったら、
「燃えてる!!!」
飛び火でした。
速やかに消せたので、物置が焦げただけで済みましたが、
義母宅とはくっついているわずかな隙間でしたから、
もしも・・・と考えると恐ろしい。
この日は市内で数件の火事があり、我が家へ駆けつけた消防車も、現地から直行だったそうです。
「嫌な言葉だけど、見事な”火事日和”だったよね。」
とは長男のつぶやき。
ほんとにね・・・・。
そして私は・・・思わぬ運動?したせいか、あちこち筋肉痛だったりします(^_^;)。