庭にある、山椒の木。
実はお隣の庭にあった木からの、こぼれ種が育ったものです。
香辛料大好き人間な旦那が、
芽吹いているのを見つけて、せっかくだから育てようと・・・・。
そして食べようと・・・・(笑)
しかし、
食べられませんでした。
なぜなら、先住民達に占領されたので。

先住民とは、
アゲハの幼虫達です。
山椒を食べたいならば、退去してもらうべきなのでしょうが、
見つけた当の旦那は、「おお~アゲハだ~。」
と、撮影を始める始末。
案外好きなようです。
蝶ちょの子ども。
そのまま彼らに譲ってしまいました。
昔、子ども達が、夏休みの研究で、
パセリの葉っぱについた「黄アゲハ」の観察をしたこともあって、
親しみが湧いているのでしょうか。
この写真の幼虫達は、まもなくさなぎになる場所を求めて、旅に出ます。
この小さな山椒の木では、十分ご飯も足りていたのかどうか・・・
小さい体でさなぎになって、ちゃんと冬を越せるといいのだけれど。
私は幼虫系(特に毛深いの)苦手ですが、
このアゲハの子どもの緑色は、ちょっと好き。
何となく、毎日様子を伺いに山椒の枝の狭間を覘いています。