連休は、予定通り?ほぼ「家派」だった私です。
 
家族の皆は、それぞれ、あっちこっちと予定があり、
何とか6人全員揃ったのが、5月5日の夜のみ。
 
せっかくだから~と、食事に行こうとしたのですが・・・・・・・・・・。
 
末っ子(中2男子)が、
「おれ行かない。」
 
いつものように部活に行って、
帰ってきてからは楽しくPSPやって、
ちょっとだけ宿題やって、
と、それまで変わったところは無かったのに。
 
なだめてもすかしても「行かない。」の一点張り。
 
そういえば、数ヶ月前に皆で食事行こうと誘ったときも、留守番したがって、一人残して出かけたっけ。
そういう年頃なのかしらね。
・・・と理解ある母でいたかったけど、
 
今回はちょっと私も堪忍袋の尾が切れました~。
いろいろすったもんだした後、
理由もちゃんと言わず、駄々こねているばかりの態度がゆるせ~ん!
と、ぼかっとやっちゃいました。
大根で。
 
末っ子には直接いえない心の声。
「家族全員でって、一回機会を逃したら、いつ出来なくなるかもしれないのよ。」
 
一応がん患者の私、今のところ元気だけど、先々は不明。
拭い去れない現実が頭をもたげる時もあるわけで・・・。
巡ってきたささやかな家族全員の時間、皆で過ごしたかったのよね~。
 
長男、娘、次男は、そんな私の気持ち・・・一種我侭かもしれませんが、
何となく理解してくれていたんだと思います。
一生懸命説得してくれてましたし、
長男は、「オレだって、明日事故に遭うかもしれないんだし、いつ皆でいけなくなるかわからないんだぞぉ~」
とまで言ってくれました。
 
でも、末っ子のガンコさは筋金入り。
大根よりも固い頭の持ち主でした。
家族で食事に行くのを、泣いて嫌がりました。
 
・・・・というわけで、末っ子はお留守番決定。
 
 
 
5人で、近くの回る寿司店へ行き、
末っ子用のお土産お寿司をもって帰ると、
一人お風呂に入ってパジャマ姿でゆったり寛ぐ末っ子がおりました。
目の周りだけが、ちょっと腫れぼったくて、泣きはらした後を物語っていましたが。
お土産お寿司もペロッと平らげました。
 
そして、やっと口にした行かない理由。
 
「疲れてたから。」
 
うん素朴な理由。
体は兄弟中で一番でかいけれど、心持はまだまだ甘えっこなんだよね。
 
 
はい、皆が疲れたよ~。
 
 
全員揃って行くことができなかった、お食事。
ごねた末っ子に、説得する兄姉達。
・・・そして、なんで大根だったのかわからないけれど、
叩いてしまった私・・・後悔の念とともに、
これもまた、いつか思い出になるのかな・・・・・・。