次男、衣装を返却する？

次男の通うバレエ教室には、先輩のバレエ男子達がいて、
幼い頃から、よく面倒を見てもらいました。

次男は先輩達に憧れ、目標にしてきました。

発表会やコンクールなどで着る衣装はほとんど、
教室の先生が手作りされています。
歴代の先輩が着て踊ったものを順番に引き継いでいる感じです。
袖を通す次男も気が引き締まったことでしょう。

去年、課題曲の関係で
先輩達が踊ったことのない曲を踊ることになったので、
次男にあつらえていただいた衣装です。
　　　　　　　　　　　　　　
世界に一着限定物。
シックな色合いで、細かく飾りが付いていて、綺麗です。
ただ、娘曰く
「次男、色黒だから、なんか変かも～。」
いや、母は、
「まあまあだと思うんだけど･･･？真っ白だともっと色黒が目立つし･･･。」（←フォローになってない）

一応成長期の次男、今回でこの衣装を着るのは（入るのは）最後かも？

コンクールが終わったら、速やかに返却しなきゃいけないのに、
まだ返してないんです。

実は･･･宿題の作文が、まだ書けてない様子で。

バレエ教室に作文って、不思議な組み合わせですよね。
私も最初聞いたとき驚きました。

コンクールの日、参加する生徒は先生からお手紙を頂きます。
それまでの努力を褒めてくださったり、激励してくださったり、心に沁みるお手紙。
その封筒には原稿用紙も同封されていて、
感想文を書いて、衣装、DVDと一緒に提出する決まりなのだそうです。

やるべきことがちゃんと出来ない奴は、母は許さんよ！
「さっさと作文書いて、衣装をお返ししなさい！！！」

･･･数日後、何とか書き終えたらしい次男。
「作文ちゃんと出したよ～。」

でも･･･まだ、衣装あるんですけど？
この衣装にはちょっと良い思い出が付加されたので、思い入れがあって離れがたかった？
いや、そんなわけはない～
本当に、心から、忘れたわね！

今日こそ！持たせます。先生すみません(>_<）！！！

さて、次男は、
週末には修学旅行に出かけます。
勿論レッスンはお休み。

ただ、広い場所に立つとチョイ踊りだしたくなるときもあるようで･･･。
（スーパーなどで踊りだした時は、スーッと他人になります、私。）

もし、奈良＆京都の神社仏閣の石畳のうえで、
バレエらしきステップを踏む、
学ラン着た（色黒の）小動物系男子がいたら、

･･･うちの次男かもしれません。

お目汚し、失礼しますm(__)m。
どうぞ笑ってやってください。