長男が生後10ヵ月頃、腸重積にかかった時の話です。
朝はいつものように元気だったのに
急に「うーうー」とぐずりだしました。顔色も悪い。
布団の上をあちこち動いて、身の置き所がない感じ。
オムツは?と見ると、何も出てない。朝ウンチが出たきり。
何分かおきくらいに、力なく身をよじって泣いては、疲れて眠る・・・を繰り返していました。
眠った時に、お腹を触ると、おへその横上あたりに何か(便秘のウンチみたいなかんじ?)触りました。
そこで近所の病院
(出産した病院、産科&内科、小児科の標榜アリ。
長男は生まれた時から小さめで毎月検診に行っていたのでかかりつけはここしかなかった)へ。
混んでいて1時間以上待ってやっと診察。
「これから熱でも出るのかもしれませんね。」と言われ、家に帰りました。
しかし、処方された薬を飲ませても、吐いてしまったので、
先刻かかった病院に電話して様子を伝えると、
「もうここでは診れませんから、救急車でも何でも呼んで、病院へ行ってください」
・・・・ものすごく見捨てられた気持ちになりました。
もう、自力で何とかしろってことだよね。
車で30分ほどかかる小児科のある大学病院に電話して受診を希望。
救急車は呼ばずに、義母に来てもらい、一緒に車に乗ってもらって、行きました。
大学病院でも
小児科の先生の診立ては「何かの感染症でお腹にきているんでしょう。」
と、座薬を処方されました。
長男の様子を見る限り、納得行かない気持ちでしたが、
救急指定もあるこの病院で、そう言われたのでは、仕方ありません。
不安な気持ちを抱えたまま帰ろうとした時です。
様子を見に来ていた婦長さんが、
「どうも様子がおかしいから、少し休ませて様子みて行きなさい。」と言ってくださり、
座薬を入れるため処置室へ長男を抱っこして連れて行きました。
ー――――と、すぐに戻ってきて、
「腸重積だわ」
座薬を入れようとオムツを開いたら下血していたそうです。
それからは、バタバタと小児科やら外科やらお医者が集まり、小さな長男は人垣の中。
放射線の透視下で浣腸かけたり、色々したけれど戻らず。手術をうけました。
幸いにも腸が壊死したりはしていなかったので、
手術後は順調に回復し、4日後には退院。一週間後には抜糸して、ひと段落した次第です。
腸重積は、お腹が物凄く痛い病気。
診断がつくまで結局6時間以上、無駄に苦しませてしまいました。
早いうちなら、手術しないでも済んだかもしれない・・・。
下血という症状がそれまで無かったから診断できなかったというのもあるけれど、
あのまま大学病院から家に帰っていたら
・・・命に関わっていたんですよね。
引き止めてくださった婦長さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。
赤ん坊の時一度お礼に伺ったきり・・・多分年齢的にもう退職されてるでしょう。
今でもお元気でいてくださるといいな。
・・・・で、ちょっと反省と後悔。
当時持っていた育児書に、
「腸重積は、元気な子どもに突然起こる。
主な症状は、腹痛、嘔吐、下血。
あまりの痛さに七転八倒、大声で泣き喚く。」とか書いてあっったと記憶しています・・・。
実際の、長男の場合は、痛すぎて、泣く力は弱々しく、発症してすぐに下血するわけでもなかった・・・。
読んでたのに、予想できなかったことが悔やまれます。
今はネットなどで調べると、「間欠的に痛がる」ことや「おなかのしこり」のことなど詳しく書いてあります。
今なら早く気づいてあげられたかもしれないかな・・・どうでしょう。
そしてもう一つ。
もし最初の病院で、または2件目の大学病院で、
お医者が触ったときは、泣いていてしこりはわからなかったそうですが、
私が触ったときはあった事とか、しつこく話していたら、
もっと早く何とかなったんじゃないかな?と、やっぱり悔やんでしまうのです。
「医師に対する患者的遠慮の気持ち」が強かった新米ママな私。
もう次からは、どんなに・・・うるさい親だと言われようと、
(今ならモンスターペアレント?)
子どもの病気の時には納得いくまで食い下がってやろうと、
心に決めたのでした。
朝はいつものように元気だったのに
急に「うーうー」とぐずりだしました。顔色も悪い。
布団の上をあちこち動いて、身の置き所がない感じ。
オムツは?と見ると、何も出てない。朝ウンチが出たきり。
何分かおきくらいに、力なく身をよじって泣いては、疲れて眠る・・・を繰り返していました。
眠った時に、お腹を触ると、おへその横上あたりに何か(便秘のウンチみたいなかんじ?)触りました。
そこで近所の病院
(出産した病院、産科&内科、小児科の標榜アリ。
長男は生まれた時から小さめで毎月検診に行っていたのでかかりつけはここしかなかった)へ。
混んでいて1時間以上待ってやっと診察。
「これから熱でも出るのかもしれませんね。」と言われ、家に帰りました。
しかし、処方された薬を飲ませても、吐いてしまったので、
先刻かかった病院に電話して様子を伝えると、
「もうここでは診れませんから、救急車でも何でも呼んで、病院へ行ってください」
・・・・ものすごく見捨てられた気持ちになりました。
もう、自力で何とかしろってことだよね。
車で30分ほどかかる小児科のある大学病院に電話して受診を希望。
救急車は呼ばずに、義母に来てもらい、一緒に車に乗ってもらって、行きました。
大学病院でも
小児科の先生の診立ては「何かの感染症でお腹にきているんでしょう。」
と、座薬を処方されました。
長男の様子を見る限り、納得行かない気持ちでしたが、
救急指定もあるこの病院で、そう言われたのでは、仕方ありません。
不安な気持ちを抱えたまま帰ろうとした時です。
様子を見に来ていた婦長さんが、
「どうも様子がおかしいから、少し休ませて様子みて行きなさい。」と言ってくださり、
座薬を入れるため処置室へ長男を抱っこして連れて行きました。
ー――――と、すぐに戻ってきて、
「腸重積だわ」
座薬を入れようとオムツを開いたら下血していたそうです。
それからは、バタバタと小児科やら外科やらお医者が集まり、小さな長男は人垣の中。
放射線の透視下で浣腸かけたり、色々したけれど戻らず。手術をうけました。
幸いにも腸が壊死したりはしていなかったので、
手術後は順調に回復し、4日後には退院。一週間後には抜糸して、ひと段落した次第です。
腸重積は、お腹が物凄く痛い病気。
診断がつくまで結局6時間以上、無駄に苦しませてしまいました。
早いうちなら、手術しないでも済んだかもしれない・・・。
下血という症状がそれまで無かったから診断できなかったというのもあるけれど、
あのまま大学病院から家に帰っていたら
・・・命に関わっていたんですよね。
引き止めてくださった婦長さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。
赤ん坊の時一度お礼に伺ったきり・・・多分年齢的にもう退職されてるでしょう。
今でもお元気でいてくださるといいな。
・・・・で、ちょっと反省と後悔。
当時持っていた育児書に、
「腸重積は、元気な子どもに突然起こる。
主な症状は、腹痛、嘔吐、下血。
あまりの痛さに七転八倒、大声で泣き喚く。」とか書いてあっったと記憶しています・・・。
実際の、長男の場合は、痛すぎて、泣く力は弱々しく、発症してすぐに下血するわけでもなかった・・・。
読んでたのに、予想できなかったことが悔やまれます。
今はネットなどで調べると、「間欠的に痛がる」ことや「おなかのしこり」のことなど詳しく書いてあります。
今なら早く気づいてあげられたかもしれないかな・・・どうでしょう。
そしてもう一つ。
もし最初の病院で、または2件目の大学病院で、
お医者が触ったときは、泣いていてしこりはわからなかったそうですが、
私が触ったときはあった事とか、しつこく話していたら、
もっと早く何とかなったんじゃないかな?と、やっぱり悔やんでしまうのです。
「医師に対する患者的遠慮の気持ち」が強かった新米ママな私。
もう次からは、どんなに・・・うるさい親だと言われようと、
(今ならモンスターペアレント?)
子どもの病気の時には納得いくまで食い下がってやろうと、
心に決めたのでした。