~化学療法ECの初回・病院にて~






手術から約1ヶ月と1週間後。


いよいよ化学療法の初まり。

万が一~と心配して、長男が同行。
診察&治療の数時間、病院内のカフェ?みたいなところで受験勉強して待っててくれました。



まず採血、診察のときに血液検査の結果を確認して、治療をやるかどうか判定。
そして治療後の処方箋を貰い、飲み方の指導を受けてから、化学療法室へ向かいます。

初回なので、ベッドで酸素飽和度などのモニタリングをしながら点滴を受けました。
合間に、担当の看護師から、副作用についての説明があり、
化学療法中の相談窓口の連絡先を複数個所(時間帯によって受付場所が違うので)渡されました。
「何かあったら24時間受け付けます」という体制。心強いですよね(#^.^#)。


治療室当番の医師が点滴ライン確保。
まず、ステロイド剤他副作用を抑える薬を点滴
→(E)ファルモルビシン(塩酸エピルビシン)の真っ赤な点滴
→生理食塩水で薬を確実に流し込んだ後
→(C)シクロホスファミドを点滴

フルコース2時間近くの長丁場でした。

抗がん剤などの強い薬は血管炎を起こしやすい・・・もし点滴が漏れたときは周りの組織にも甚大な影響があるということで、何度も確認しながら慎重に点滴していましたね。

点滴はとりあえず無事に終了。



会計をして帰ります。
・・・予想はしていたのですが、
諭吉さんが二人と漱石さん達が集団で会計機の支払い口に吸い込まれていったのは・・・
主婦的概念からすると、思わず絶句、、、、でした(^_^;)。


帰る前に病院のトイレに寄ったら、早速オレンジ色のおしっこが・・・。
ああ、抗がん剤が体の中に入ったんだな~と実感しました。


副作用止めの飲み薬も、夕方の分を早めに服用したほうがいいという医師の助言があったので、
病院近くの薬局で薬を調達して、家路に着きました。


もちろん、私が運転手。
長男は助手席です・・・免許ないので。
「何かあったら救急車呼ぶなりなんなりしてね。」とか、
「免許取る気ないの~?」とか、
取り止めない事を言いながら運転していましたが、
来たときとは違う、体のはっきりしない違和感、
多少頭がボーっとする感じ・・・なべを頭に被っているみたいな感覚が、付き纏っていました。


本格的な副作用の始まりは数時間後・・・。