今日はまだ、学級閉鎖中の娘も家に居るので、
お昼に「冷汁」でも作ろうとおもってゴマを擂っていたら、
ふと思い出したことがあります。

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この何の変哲もないどこにでもある 『すり鉢』。
21年前、義母に貰った物です。
今も頻繁に働いてもらってます。



このすり鉢にまつわる昔話。



長男が生まれてまもなく、ちょうど今頃の季節でした。
夜中の授乳と、おむつ交換に追われる新米ママだった私。

洗濯済ませ、ホッと一息、座ったとたんにうつらうつらしていたところ・・・


「こんにちは~~~?」
玄関のチャイムの音とともに、元気なお義母さんの声。

寝ぼけて状況がつかみきれない私の目の前に飛び込んできたのは、

お義母さんと、おば様達総勢5名ご一行様。

「ひえ~~~~~!!!」(@_@;)(心の叫び)

2Kの狭い(一応)マンションの一室は、あっという間に大人で埋め尽くされ・・・。

さっきまでの静けさはどこ~(~_~;
たくさんのお祝いの言葉をいただいて、しどろもどろで答える私。

赤ちゃんを囲んで賑やかな(かしましいが近いかも?)談笑の場となりました。




「お電話いただいてれば~。」(^_^;)と私。
「気を遣わせたらいけないと思って。お昼も持ってきたから大丈夫よ~。」(#^.^#)とお義母さん。

手作りのお稲荷さんやお料理をあれこれ広げてくれました。


その中に、ゴマを擂ってかけて食べると美味しいものがあったんだっけ・・・?
あんまりびっくりでよく覚えていないんですが、
そのまま「うちにもいくつかあるし、良かったら使って~。」

と、置いていってくれたのが、この 『すり鉢』 なんです。



義母の性格からして、本当にそのまんま、

悪意はない「突撃訪問」だったと今でも思います。

初孫だったんです。

ほんとに喜んでくれたんでしょう。

おば達も、仲の良い姉妹なので、何かの折には良く集まっていたようです。

今回の訪問先(標的^_^;?)が、我が家だっただけで・・・。


親戚づきあいというものを、思いがけない方法で痛感した出来事でした。



さて・・・・・赤ちゃんの息子はどこ?

にこやかな5人のお婆ちゃん達に囲まれて、

へにょってかんじで大人しく抱っこされてました(*^_^*)。




育児とはあまり関係なかったかな・・・

昔々・・・のお話です。