くじ･･･ですか？

末っ子が、学校から帰ってきて、
「やっぱだめだった。」
「そうか～残念だったね。」
「なんか悔しい。」
「うん、頑張って練習してたもんね。」
「くじだった。」
「･･･くじ？」


末っ子の通う学校では、クラス対抗の校内合唱コンクールがあります。
その伴奏者に立候補していた末っ子。

複数の候補者がいるので、オーディションで決めると聞いていました。
そのオーデションの日に帰ってきてのやりとりです。

よくよく聞いてみると･･･
音楽の先生が、結局決められないから話し合いかくじで決めるように言われたといいます。
それでくじびきをして、外れたということです。




末っ子のピアノの腕前は親としてはわかっているつもりです。
他の候補者のお子さんたは以前にも伴奏の経験があるくらい上手なので、
今回オーディションに落ちてもしようがないと思っていました。

だから、オーディションというからには、きちんと引導渡して欲しかった。

子どもたちに話し合いさせるなんて･･･誰かに自分から辞退させたかったのか？
（うちの末っ子は空気読めませんから、辞退なんてしませんよ～きっと）



今回、末っ子は自分で「挑戦してみる。」といって、夏休みの間から楽譜と取り組んでいました。
私は、彼が自分から何かに挑戦する気持ちになったことが嬉しかったんです。
結果がどうあれ、頑張ったことは彼の宝物。
もしかして、努力が報われたら嬉しいな～とは勿論思っていましたよ。


それが･･･くじ･･･ですか？
当人も悔しそうでしたが、私も釈然としませんでした。


もし、先生が決めて、落ちたほうの子の親が文句つけに行くとでも思っているのかしら･･･？
そんな勘ぐりすら浮かんできます。


今度、参観日とかに、オーディションに同席していたという担任の先生に、
どういういきさつだったのかだけでも聞いてみようかなと思いました。