あるゲーマーのひとりごと。 -4ページ目

ステルスマーケ死亡のお知らせ。

死亡の具体例。

・ゲーム上で使用するアイテムを購入しないと、ゲームを一定のレベルから先に進めることができないもの
・飲食店を経営する事業者がグルメサイトで自店についての口コミ情報を自ら掲載
広告主がブロガーに依頼して効果をうたう記事をブログに掲載させる
・クーポンの適用対象となる商品を「通常価格」で販売した実績がなかった
・クーポンの適用対象となる商品について「天然鮎を使った高級甘露煮です」と表示しながら養殖の 鮎を材料とした甘露煮であった
・広告主がバナー広告において「通常価格10,000円がなんと! 1,980円」と表示していたが広告対 象商品は普段から1,980円で販売されているものであった
・広告主がバナー広告において「気になる部分に貼るだけで簡単ダイエット!! 詳しくはこちら」 と表示していたがダイエット効果に十分な根拠がなかった
・ドロップシッピングショップにおいても上記2項目と同様

消費者庁「無料ゲーム、サクラレビュー、芸能人ブログ等の記事広告(ステルスマーケティング)は全部禁止な」

ステルスマーケとは、ひとことで言うと「提灯記事」。
ブロガーが金銭等の授受を受けて、記事を書いてそれで収入を得る行為。
それが消費者庁がアウトを出したってこと。
まぁそもそも、欧米じゃ禁止されてる行為なんだけどね。
普通にアフィリエイト等で書いた記事は問題ないけれど、その記事をお金をもらってヨイショする記事を書くことでバイラルマーケするなんて汚い行為が今まで許されてたのが、私的には気に食わなかったので、ようやくまともになるつつあるなぁと思う。

てか、このステルスマーケの禁止は多分、フラッシュマーケの規制の煽りを食ってついでに禁止されたんじゃないかと。
その昔、JASRAC騒動の時に、コピーMP3のネット配信の禁止とともにMIDIも禁止になった。
この決定の会議中の話が、会議に出ている一人から漏れたんだけど、その時もMP3の禁止の時に似たようなものってことで、それじゃMIDIもってなったって書かれてた。(BM98のデータも同義ってことでこれもアウトになった。)
結果大量にあったネットのコピーMIDI文化はほぼ死滅しちゃったんだよね。

今回はネット文化的にマイナスになるようなことはないとは思うので素直に歓迎。
2重価格の禁止がドロップシッピングにも適応っていうのがちょっとだけ気にかかるけどね。
ドロップシッピングはそもそもメーカー小売価格と出品価格を表示させてるわけで、不当な金額を表記してるわけじゃないんだが・・・。