パタヤのウォーキングストリートには、海鮮の大きなレストランがいくつかあって、海が見える席で優雅に海鮮を楽しめます。
店の前には大きな水槽や生簀があって、そこで泳いでいる魚やエビを選んで料理してもらいます。
値段は「時価」なので、20年前でもけっこう高かったんですが、2000年代後半になると欧米の金融バブルの影響を受けて急激に値段が上がりました。
これは、値段が上がり始めるころに食べた海鮮料理ですが、今思うとこれが最後になってしまいました。
魚は「Sea Bass」と書いてありましたが、日本で言えば四万十川などにいるアカメの近縁の魚で、マングローブや河口に多いものです。
それを蒸して、大量のニンニクやパクチーなどを蒸し汁といっしょに炒めたソースをかけて食べます。
魚そのものはスズキに近い種類なのでスズキと同じですが、住んでいる場所が泥の海や汽水域なのでそれなりの臭みがありました。
今なら、国内で回ってない寿司屋へ行った方が安くてはるかにうまいと思います。