ここは、ブアカーオ・(火金)マーケットですが、安物を見ながら歩いていたら、普段は駐車場になっている地面にこんなのが転がっていました。
「人が倒れている」と思ったのですが、店の人や客は全く関心を示していません。
しかも、この人、両足がなくなっています。

よく見たら物乞いでした。
さすが、足までない物乞いは覚悟が違います。
(金入れの中に札も見えます。普通の物乞いだと、1Bや2Bコインがいくつか入っているだけです)
このプロ根性に感動して、持っていた小銭(数バーツ)を投げ入れました。

昔は、タイのギャングがさらった子供の足や手を切って物乞いにすることがあったそうです。
もしかしたら、このオジサン、その最後の生き残りかもしれません。
そもそも、足がないのでこんなところまで来ることはできないし、トイレもいけません。
近くに物乞いを束ねるギャングか何かがいるんでしょうね。