バンコクを南北に流れる大河チャオプラヤー川ですが、河口はどうなっているか見たことがなかったので、河口の街パクナムへ行ってみました。
パクナムとは日本語に直せば、ずばり「河口」です。パクが口、ナムが水(=川)という意味です。
ただ、本当の河口はもうちょい南で、川がラッパの口のように広がって海と交わります。
パクナムは市街地としては、一番河口に近くて、最後の渡し船があります。
もう、この辺まで来ると、川の流れはほとんどなく、海の影響が強いです。
水は塩分を含んでいて、海の満ち干に応じて上流へ逆流もします。
上流のクロントイ港へ向かう大型船も通ります。
上流から流れてくる泥で、水はお汁粉のように濁っています。
川幅は、この辺りで約1kmあります。
渡し船の乗り場です。あまり便数は多くない感じでした。