今年のタイバーツ相場を予想 | 過去の記憶タイ

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去年(2017年)は、円安の年でしたね。

前半はなんとか1万円が3000バーツを維持していましたが、後半は2800バーツ台に落ちました。

これ、スワンナプーム空港で両替すると、2600バーツ台です。(日本の空港で両替すると、さらに悪いはず。)


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米ドルとタイバーツの相場ですが、ご覧のようにドルが下がっています。
7月初めには1ドル34バーツだったのが、年末には32.5バーツになっています。

これからわかるように、円安に加え、バーツ高も相場に影響しています。

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次のグラフは米ドルと韓国ウォンの相場ですが、これもタイバーツ同様、ドルが下がっています。
また、人民元なども似たような傾向を示しています。

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タイバーツなどはいわゆる「新興国通貨」と呼ばれ、金利が先進国通貨に比べて高いので、世の中が安定していると買われる傾向があります。

本来なら、アメリカの利上げが来年も予想されるので、信頼性の高い米ドルが買われるはずですが、新興国通貨もアメリカの金利が上がるとそれに追随します。(金利を上げないと、信頼性の低い国から資金が流失するため)

よって、より金利の高い新興国通貨が上がるということらしいです。



円相場はアメリカと日本の金利差で動くと言われています。つまり、日本がゼロ金利を続けている限り、円安は続くことになります。

これは、どちらも先進国通貨で信頼性が高いため、条件の違いは国債の金利が一番大きいためです。

タイは新興国のため、投資先として人気があり、世の中が安定していれば資金が流入します。(例えば、老後の生活を送るため、タイに家を買うような人がいます)

このため、日米の金利差が大きくなり、かつ、世の中が安定して投資先としてタイの人気がある限り、バーツ高は続くはずです。

バーツ安になるとすれば、世の中が乱れる(リーマンショックやアジア通貨危機とか)と、不安になった投資家が資金を引き上げ、バーツ安になりますが、北朝鮮問題がとりあえずどうなるかでしょうね。
(そんなときは、観光どころじゃなくなりますが)



結論
  • ゼロ金利政策が続く限り円安は続く。
  • 世の中が安定している限り、新興国通貨高は続く。
  • 結果として、10,000円で2,000バーツ台のことが多い。3,000バーツ台になったら即両替。