吾妻線の終点「大前」まで行ってみた。 | 過去の記憶タイ

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JR 吾妻線は群馬県渋川市の渋川駅から大前駅(群馬県・嬬恋村)までの路線で、単線ながら全線電化されていて、特急電車(草津号)も走っています。

今年は久々に青春18きっぷを買ったので、ふだん行きづらい吾妻線の終点「大前駅」まで行ってきました。


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吾妻線のダイヤですが、大前駅の手前の万座鹿沢口駅までは本数が割とあるのですが、終点の大前駅までは1日に4本しかなく、かつ、午前中は2本しかありません。

しかも、始発電車は早朝発なので、実質、渋川11:10発の便を逃すと、次は15:34発になってしまいます。

ということで、渋川11:10発の電車に乗車しました。
どんな電車かというと、すでに関東では絶滅したかと思っていた115系という湘南色の電車でした。(御殿場線とかJR東海の区間ではまだ残っているかもしれませんが)

湘南色の電車なんて何年ぶりでしょうね。昔は東海道線、高崎線、東北線とかメジャーな路線はみんなこれでした。

ただし、こういうメジャーな路線ではドアは自動でしたが、吾妻線ではドアを手で開けます(開閉ボタンはないです)。



下の写真は、途中駅「長野原草津口駅」に停車中の115系。なんとこの駅で20分も停車しました。

後から来る特急を待っての発車です。特急はこの駅が終点ですが、乗り継ぎ客のための待ち合わせのようです。

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20分待って、ようやく特急が到着しました。
お、これは「スーパーひたち」ではと思ったら「草津」になっていました。
常磐線の特急は新型になって、かつてのスーパーひたちは吾妻線の特急になっていました。

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特急の乗客は大部分がこの駅で降りました。ちょうどお盆で満席に近い状態でした。
ここから、バスで草津温泉へ行くんでしょうね。


やっと長野原草津口駅を出発して、終点「大前駅」に到着しました。

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無人駅なので車掌が切符を回収します。
客の3分の2は青春18きっぷを使いカメラを抱えた「鉄オタ」っぽい男性です。
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駅前には旅館が1軒あるだけで、他には何もありません。
この橋を渡って坂を上ると、国道が通っており嬬恋村役場があります。
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正面奥が嬬恋村役場です。
嬬恋村というと、高原野菜が有名ですが、野菜畑はさらに標高の高いところにあるようで、この辺には見当たりませんでした。
ただ、この辺でも標高が800m以上あるので、気温が下より5度くらい低く、日陰なら暑さは感じません。
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電車が停まっているところが吾妻線の終点「大前駅」です。電車はすぐの折り返しではなく、2時間ほど停車してからの出発です。
遠くから見ると、電車が停まってなければ駅に見えませんね。
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これは落書きではありません。「お前はまだ夏の群馬を知らない」キャンペーンの何かです。
「恐るべしグンマ!こんなに暑いのか?」とありますが、特に暑いのは館林や太田のあたりです。嬬恋村とは7度くらい差があるかもしれません。

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帰り、途中駅で交換待ち合わせた210系の電車。
115系は乗ってたものだけで、残りはみんなこのタイプでした。
もうすぐ、115系は消えていくのかもしれません。
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店はないものと思っていましたが、役場前に食堂がありました。
高原なので、エアコンがありません。そのため、戸が開いています。
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冷たいそばか何かを食べようと思っていましたが、あいにく暖かい麺しかなかったのでラーメンを注文。
個性的な味でしたが、手作り感があって食べてみる価値はあります。

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