
MRT にはかなり前に開業した Blue Line (地下鉄) というのがあり、トンネル工事は日本が行ったのですが、車両はドイツ製でした。今回開業した Purple Line の電車は日本製だそうです。
ところが、困ったことに MRT Blue Line の駅と Purple Line の駅がつながっていません。Blue Line の延長工事でつながるらしいのですが、当分、つながる気配がありません。遠い昔、成田空港の京成線・旧成田空港駅が空港ターミナルとつながっていなかったイメージです。距離もだいたい成田の場合と同じで、簡単に歩ける距離ではありません。
という訳で、MRT Blue Line の現在の終点 バンスー駅から Purple Line のタオプーン駅までの無料シャトルバスを利用します。
MRT Blue Line バンスー駅を降りるとタイ国鉄バンスー駅が見えます。タイ国鉄のバンスー駅は実に鄙びていますが、ここが高速鉄道の始発駅になるようで、遠く(昔の操車場)で大規模な工事が行われています。

ここが Purple Line のタオプーン駅へのシャトルバス乗り場です。なぜか、タイ国鉄のバンスー駅ホーム上に案内板が立っています。

しばらくしてシャトルバスが着ました。10分くらい待ちました。

いよいよ乗り込みます。
お客さんは意外と少なくて、満席にはなりませんでした。

約5分くらいで、タオプーン駅に到着します。

ここがタオプーン駅の入り口で、シャトルバス降車場の裏側です。

ホームに上がると、電車が停まっていました。

外観は従来の車両に似せて作られています。従来の車両は鋼製ですが、これはステンレス製です。

車内も従来の車両と同じデザインですが、窓が大きく BTS のような遮光シールが貼ってないので景色がいいです。

沿線風景ですが、高いビルが次々建設されています。一方、緑も豊富に残っています。


遠くに見える駅まで乗りました。この駅前には大きな公園があって、近くに大型ショッピングモールもあります。
ここはすでにノンタブリー県ですが、ずいぶん都市化されています。

到着した Nontaburi Civic Center 駅の様子。駅前の公園ですが、プミポン国王崩御の後で、閉鎖されているようでした。

