国立大学は「独立行政法人」ですが、相変わらず自分で稼ぐことはできず、ほとんど国の予算で運営されているそうです。
ところが、国際競争に関係ない文系学部は金食い虫として切り捨てられようとしているそうです。
つまり
「大学に市場原理が導入されカネをうまない学問を切り捨てていく流れが、いっそう加速している」
そうです。

文系学部は私立大にもたくさんあるし、国立大から文系学部がなくなっても学ぶ場所がなくなるわけではないので、問題ないような気がします。でも、そういう学部出身の人は寂しいし、反対も出てくるかもしれません。
昔、文系学部は「レジャーランド」だということがよく言われました。
文系学部出身者の就職先は営業が主なので、レジャーランドで遊んでおくのも悪くないという考えもありました。
文系学部で学んだことが、世の中に出て役立つケースと言うのは少ないし、そういう学生に国費を投入するのは無駄ということかもしれません。
最近の少子化で、私大志望の学生が減っており、国立大の文系学部が減れば、学生が私立に流れるので歓迎の声もあるかもしれません。
いずれにしても、少子高齢化で国の文教予算が減っていくので、何かリストラが必要なのは確かです。