ハワイはこの週末は、月曜日のLabor Day レイバーデイがあり、三連休でしたニコニコ


そして、その三連休の初日、9月2日は、ハワイ王国最後の国王で、唯一の女王、Queen Lili’uokalani クイーン・リリウオカラニ女王の誕生日。


Iolani Palace イオラニ宮殿では女王の誕生日をお祝いするイベントも行われていました。また、ホノルルのベレタニア通り(State Capital州議事堂とIolani Palaceの間)にあるリリウオカラニ女王像には沢山のレイがかけられましたハイビスカス


私は、オンラインでイベントに参加しました。ハワイアンヒーリング、植物療法ラアウラパアウやホオポノポノの先生方がライブ中継してくれたのです。


↑リリウオカラニ女王が愛したクラウンフラワー


ハワイの歴史、ネイティブハワイアンの人たちが残した文化や伝統、長い歴史の中で抱いている想い、リリウオカラニ女王の生き方…に改めて触れる時。


日本からやってきた外国人である私には、いくら勉強してもきっとわからないネイティブハワイアンの先住民としての想いというものもあるはず…。


これは私のお気に入りの、リリウオカラニ女王の言葉です。


“I could not turn back the time for political change, but there is still time to save our heritage. you must remember never to cease to act because you fear you fail.”


(私は、政治の変革をすることはできませんでしたが、私たちネイティブハワイアンの遺産を救う時間はまだあります。 失敗することを恐れて行動することを決してやめないようにしなければなりません。)


ネイティブハワイアンの遺産には、ハワイの植物療法などのハワイアンヒーリングも含まれています。


ネイティブハワイアンの人たちは、ハワイ王国が陥落してから、ネイティブハワイアンの遺産が外から来た人々に利用されたり、ビジネスにされたり、捏造や模倣されないように、敢えてハワイ語だけで遺産の記録を残そうとしていました。


しかし、そんな努力もあっという間に崩れ去ってしまいました。ハワイ語は全て英語に翻訳され、ハワイ語だけで記録したものは無効にされたり。


だからネイティブハワイアンの人たちは、あの時からずっと闘い続けているのです。彼らの忍耐や努力は報われないことの方が多く、それでも闘い続ける姿に私は度々胸を打たれます。


そんなネイティブハワイアンの人たちの生き方が、ハワイアンヒーリングにも映し出されています。


ハワイ文化や伝統、歴史、そして、ハワイアンヒーリング(植物療法ラアウラパアウやホオポノポノ)を学んでいる人なら気づいていると思いますが、ハワイアンヒーリングというのは、多くの人たちがハワイに対して思い描いている「人々を癒し、嫌なものは全部忘れて、とにかく心地よい安らぎを与えてくれるもの」ではありません。


むしろ、嫌なもの、障害になっているものに真正面から立ち向かっていきます。それらを取り除くために、嫌なものや障害をなかったものにしないように。痛みを伴う作業です。


リリウオカラニ女王の生き方もそうだったのでしょう。


ハワイで、本物のハワイアンヒーリングに触れ、ハワイ王国の歴史、リリウオカラニ女王、ネイティブハワイアンの人たちの生き方を見て、勇気とパワーを与えられていますおねがい