ダーツ的前に障害者、千枚通し投げた施設元次長

2013213()2043分配信 読売新聞


知的障害者をダーツの的の前に座らせ、千枚通しを投げ付けたとして、福岡県警小郡署は13日、同県小郡市三沢の障害者就労支援施設「ひまわり」の元支援次長坂本静治容疑者(48)(小郡市小郡)を暴行容疑で逮捕した。


調べに対し、容疑を否認しているという。同署は、坂本容疑者が日常的に施設利用者を虐待していた可能性もあるとみて調べている。


発表によると、坂本容疑者は昨年5月、施設の作業場で、知的障害がある男性通所者(56)を壁際の椅子に座らせ、ダーツの的を描いた段ボールを頭上約30センチの壁に掛け、約3メートル離れた場所から千枚通しを投げた疑い。男性には当たらず、けがはなかった。


県障害者福祉課によると、昨年10月、福岡法務局から虐待の情報提供を受け、立ち入り調査を実施。今回の男性を含め、施設を利用する男性4人が2010年夏頃から、坂本容疑者から、暴行を受けたり、エアガンで撃たれたりしていたことが判明した。県は今年1月、施設を運営する同県小郡市のNPO法人「リブロ」(坂本勉理事長)に改善勧告。坂本容疑者は2月10日付で、懲戒解雇されたという。


知的障害者の親として、何とも言い難い強い怒りを覚える。また、同じように知的障害者を支援する施設の運営に関わる身として、いたたまれないような恥ずかしさを覚える。


今どき、こんな人間が福祉の仕事に従事していたのか。しかも、元次長という役職(他の報道では、法人の元役員・統括部長という役職にあったとも伝えられている)にあったということが信じられない。伝えられる行為が事実であるならば、これは昨今話題の体罰あるいは躾に名を借りた暴力でもなく、感情的怒りの発露での暴力でもない。明らかに、抗議することも抵抗することも出来ない障害者を面白半分に弄び、いたぶったとしか言いようがない行為だ。福祉施設の職員どころか人間性そのものを疑いたくなる。


間違っていれば申し訳ないが、気になるのは法人の理事長と容疑者が同姓であることだ。もし、二人が親族関係にあったとすれば、容疑者を役員や役職につけることについて、その適性ではなく情実が働いていはしなかったか。あるいは、そうした親族関係が、他の職員からの問題指摘を妨げていはしなかったか。福祉事業に関わる社会福祉法人やNPO法人においては、時としてこのような親族関係が存在する。今回の件、そのような背景がなければまだしも幸いだが・・・・。



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