カバラ 〜4つの世界〜 | ミスティカルガイド真百合「魔女道」を行く

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魔女って??
何するの??
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どうやってなるの??
魔女道を突っ走る魔女が綴る魔女の生態



もうみなさんおわかりですね
生命の樹です。

宇宙の縮図、
ってことは人間の縮図、
全ての創造活動の縮図です。

これまで生命の樹がどうやってできたのか

そして生命の樹とは
10のセフィラと呼ばれる天球と
峻厳、中庸、慈悲の3本の柱
出来ていることを
紹介させていただきました。


もうひとつ、生命の樹にはセフィラを結ぶ
22本の小径というものがありますが、
これらの小径についての勉強は
「パスワーキング、パスワーク」
という別のお勉強になるので、
ここでは言及しません。

今日は生命の樹を使って
創造のプロセスについてご紹介します。
カバラのコンセプトの中でも
とっても重要な4つの世界について、です

では~っ、いきますよ~っ

全ての源であるエンソフというエネルギーが
1番のセフィラ、ケサーに注がれ、
番号順に、コクマー、ビナー、
へセッド、ゲブラ、ティファレス、ネツァック、
ホッド、イェソド、マルクト、と
稲妻のように流れて現実化となります。


ハリーポッターの額の稲妻のマークも
エネルギーが生命の樹を流れる様子を
象徴している、と私は勝手に
思い込んでいます。
っていきなり余談でした。。。

話を4つの世界に戻します。

この4つの世界にはそれぞれに名前がついています。

「アティルス界」:アイデア、ひらめき
「ブリア界」:思考による計画
「イェツィラー界」:形成、計画
「アシア界」:行動による完成

では、この4つの世界で何が起きているのか

まず、アティルス界。

創造のプロセスの一番最初は
アイデア、ひらめきです。
例えば「電話」。

最初はきっと遠方に住んでいるイケメン男子が
病気がちな恋人のことが心配で、

「手紙じゃ時間がかかりすぎるっ
遠くにいても恋人とすぐに
話すことができる道具があったらいいのに。。。」
っていうようなアイデアだったに違いありません。

1のセフィラ、ケサーでひらめきが生まれ、

2のコクマーがそのアイデアを動かす動力となり、

3のビナーへとそのアイデアを送り出し、

ビナーはまだアイデアにもなっていないこのひらめきを
「遠くの恋人と今すぐに話すことのできる道具」
というアイデアにします。

しかし、それがどんな形でどんな色で、
というような詳しいものはまだありません。

それは次のプロセスとなりますが、
今日はこの辺で。