皆さん、突然ですが、読書してますか?
読書はいい
って言われてもなかなか続かないですよね。
かくいう私も数年前までは読書はまったくしていませんでした。
ブログのプロフィールにいくつか私の趣味を書いていますが、
実は読書はそのなかでも真新しい趣味なんです。
私と読書の出会いはここでは割愛しますが、
結論からいって読書は
やっぱりいい!
なににいい、かというとメンタルにいいのよね。
これはうつ症状を経験してから、分かったこと。
今回は私たちのメンタルにいい読書の新しい楽しみ方を書いていきます♪
うらみわびの【きょう考えたこと】第66回。
新しい読書の楽しみ方。それは・・・
これは私の中ではあまりない発想でした。
というのも本があるのは本屋さんや図書館。
そこから本を読むのはカフェや図書館、という固定観念が形成されていたのかもしれません。
外に出ることはよくやっています。
というのもうつ症状もちなので、メンタルを整えるために散歩は必須なのです。
あるうつ病ユーチューバーの方は散歩は「うつ病の薬よりも効く」とおっしゃっていますが、
私も同じように思います。
(ま、個人の見解なのでそこそこに。うつ病の薬は自分で断薬しては絶対にダメですよ。地獄を見ることになります)
散歩は日常的にやってましたが、そのついでに読書をする、という感覚はなかったです。
ですが、とある日、ふと外で読書をしてみたくなった私は散歩先の公園で本を開いてみると・・・
これはいい!!
昼の木漏れ日に当たりながら、本の世界に浸る。
これは私の中の新しいアトラクション。神秘的な空間の発見でした。
なによりもこんなに感動的で神秘的な経験を身近なところに発見できたことがうれしかったです。
これからも継続していきたいな、と思いました。
青空読書はなぜいいのか?
青空読書がなぜいいのか、私なりに考えてみました。
〇空間を変える。リフレッシュ効果
〇日の光をあびる。メンタル回復効果
〇コスパ最高! 経済的効果
の3つに集約されました。
空間を変える。リフレッシュ効果
私たちには体力があります。体力は無尽蔵にはありませんし、すぐに回復するものでもありません。体力が切れると集中力・思考力が低下します。仕事のパフォーマンスが下がるのです。私たちは1日のなかの限りある体力を有効に使いたいものです。
体力を有効に使うには少ない体力で多くの仕事をすることでしょう。体力が私たちのガソリンならば、燃費よくいきたいですよね。
燃費よく体力をつかうことのキーワードは「集中力」にあると思います。そして「集中力」を持続させるには環境を変えることが必要だと私は思うのです。
同じ場所で作業を続けていると徐々に集中力が切れてきます。それは、同じ環境で作業をしているため、環境の変化、つまり刺激が足りないのです。刺激が足りないと体の中で思考がマンネリ化してくる、というのが私の見立てです。
体に刺激を与えるには環境を変えるのが最も合理的だと考えます。場の雰囲気やにおい、光の刺激など、様々な要素が異なることで体は無意識のうちに刺激を感じます。すると驚くことに集中力が戻ってくる!作業が続けられる。
これは私の経験上のことですが、あなどれない、と思っています。したがって、職場における定期的なリフレッシュの時間は必要不可欠だと考えます。特にデスクに突っ伏しての仕事の継続は非効率だと思うのです。
読書は苦手な人ほど長くは続かないものです。1日でたくさん読みたいなら、環境を変えるのはアリ! 読書の集中力が増します。
ついでですが、思考するのは体を動かすことが効率的です。私は散歩をしたり、室内でも歩きながらアイデアを練ることがあります。半ば無意識に行っていますが、意味のある行動だと最近思うようになりました。かのスティーブ・ジョブズは歩きながら思考する人物として有名です。彼は社内に散歩ができるほどの広さの道をつくらせました。大きな商談をするときは数時間にわたって相手方とその道を散歩したと言われています。なんと商談は散歩中にまとまったのです。
日の光をあびる。メンタル回復効果
これはうつ病経験者には周知の事実かと思います。太陽の光には私たちの体内でセロトニンを作り出す効果があります。このセロトニンというやつが私たちが「幸せ」を見つける鍵になる物質です。極端なことをいってしまうと、このセロトニンがつくられづらくなる状態が「うつ病」ともいえます。セロトニンが少ない状態だと物事をポジティブに捉えることができなくなってしまうのです。
セロトニンを生成するには太陽の光をあびることが効果的。だから散歩は大切なのです。
これはうつ病患者に限った話ではありません。私のなかでのイメージとして、うつ病はストレスの糸が強い力で引かれ続けてプッツンと切れちゃった状態。うつ病の人も以前は精神健常者と同じ状態でした。うつ病との境は非常にグレーで曖昧だと思うのです。
だからこそ、精神健常者の人にこそメンタルの維持に力を注いでほしいと強く想います。大病には、なによりも予防が大切なのです。
以上の理由より、メンタルの維持には散歩がお勧めです。ついでに読書がそこでできちゃったら効果は2倍!? 読書とは、そこにしかない特別な空間にダイブする行為だからです。現実から良い意味で目をそらすことができます。
コスパ最高! 経済的効果
以前より読書はコスパがいい、とは言われてきました。よく読書と映画鑑賞が引き合いに出されます。1冊1000円ほどで読める本と1回で2000円ほどの映画。楽しめる時間、楽しんだ量、コストパフォーマンス、どれも読書の方が上である、という主張です。
これに私も一票を投じたいですが、最近では映画も捨てたもんじゃありません。ネットでの定期購読(サブスクリプション)の登場で、月1000円ほどで映画が見放題の時代になりました。これによりコスパの面では映画が読書を上回ったといっていいでしょう。
しかしながら、読書も負けてはいません! 先ほど述べたメンタルのリフレッシュ効果があるからです。
そんな読書ですが、読書は集中力を要求します。集中力を引きだすには環境を変えるのがよいですが、カフェに行くとお金がかかる・・・ そもそもガヤガヤした室内にいるよりは外の空気を吸ったほうがいい、というのが私の持論。当たり前過ぎますが、外の空気はタダ! 集中力が引きだせてメンタル回復の効果もある、こんなコスパの良い読書空間はありません!
皆さんもぜひ、青空の下で読書していきましょう♪
今日の一曲♪
11月上旬のテーマは「赤」!
『YOU GET TO BURNING』(1996)
(歌:松澤由美 作詞:有森聡美 作曲:大森俊之)
To be going your days, grow up !
諦めの時代にこそ聞いてほしい一曲。
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