あれからいろいろと考えてみました
カチカチ山は、きっとこんな話ではないでしょうか?
カチカチ山のふもとにおじいさんとおばあさんが住んでいました
おばあさんは病弱でしたが、おじいさんの畑にはおいしい野菜がたくさんあり、何不自由なく暮らしていました
そんなおじいさんの畑の野菜を食べたくてウサギはいつも考えていました
どうにかして、あの野菜を好きなだけ食べられないか
そんなとき、狸が現れて田んぼを荒らし始めます
ウサギは狸に近づき、こう言います
君はあからさまに畑を荒らしてみせてよ
ワタシがあの二人に近づいて、夜の畑の見張り役をやるというから、そしたらワタシと君で好きなだけ野菜が食べれるよ
おじいさんはウサギと狸にすっかりだまされてしまいました
しかし、そんなウサギをおばあさんはあやしいと思い始め、ウサギもそれに気付きました
ある日狸がドジを踏んで、おじいさんに捕まってしまいます
このままでは、狸がおじいさんに本当のことをしゃべってしまうと、恐れたウサギは狸にこう言いました
「おじいさんに本当のことを言っても無駄だ、なぜならおばあさんは、身体が弱く、狸汁を食べることで、病気が治ると信じている。助かりたければおばあさんを殺すしかない
あとはワタシに任せなさい
おじいさんが狸君に復讐をしようとしたら、ワタシがかわりにそれをやるといって、うまいこと君を逃がしてあげよう」
狸はウサギにまんまとだまされます
狸はおばあさんを殺害し、逃亡しました
おばあさんを殺されたおじいさんをウサギは慰め、ワタシがかわりに狸を懲らしめてやりますといって、狸を追いかけます
だまされた狸は、ウサギの言うとおりに、薪に火をつけて大怪我をしたふりをしたり、嘘の薬で苦しんだふりをして最後は泥の船で溺れ死んだことにして、おじいさんをだまそうとします
しかし。。。ウサギは狸を助けるふりをして、櫓で殴り殺しました
狸は最後に「はかったなシャア」といったとか言わないとか
おじいさんは復讐を果たしてくれたウサギを大変可愛がり、二人は仲良く暮らしました
おじいさんのひざの上で、ウサギの赤い目は爛々と光っていました
しかし、ある夜のこと。。。
おじいさんは寝床から置きだして、ウサギの首を絞めます
「おじいさん。。何をするの。。。」
次の瞬間、ウサギは恐怖のあまりに気を失ってしまいます
ウサギの首を絞めていたのは、おじいさんの手ではなく
おじいさんの口の中からでたおばあさんの手だったのです
狸は、万が一のウサギが裏切ったときのために、狸汁の変わりにおばあさんを中に入れておじいさんに食べさせ、のろいをかけていたのでした。
めでたしめでたし