Queen レビュー2 | 文化系寄り道倶楽部

文化系寄り道倶楽部

アラフォーで2児のパパであり、80年代の音楽をこよなく愛し、ガンプラを愛で、パソコンをいじくり倒し、台所を妻から奪い取り、キングの小説におびえ、究極超人あ~るで笑いころげ、夜な夜なUST配信をしている

Queenレビュー集

「世界に捧ぐ(原題:NEWS OF THE WORLD)」



めけめけのちょっと一息の部屋


Queenにであってから、かなり短期間の間にアルバムは全部聴きました。

友人のお兄さん、お姉さんがQUEENが好きで、いろいろと薦めていただいたのですが、中でも当時一番お気に入りのアルバムは、「世界に捧ぐ(原題:NEWS OF THE WORLD)」でした。


収録曲「We will rock you」~「We are the champions」は、まさに伝説の名曲。それまで体感したことのないドラマチックな楽曲の展開に圧倒されたのを覚えています。


このアルバムは4作目「オペラ座の夜」5作目「華麗なるレース」で完成させたロックンロール・ハードロックとクラッシクやオペラといったジャンルとの融合。比類ないコーラスワークをよりわかりやすく(ラジオ向け)に昇華させるという作業をやってのけたと言う点で、非常に秀逸な作品です。

05.05.16 22:55


オペラ座の夜/A NIGHT AT THE OPERA



めけめけのちょっと一息の部屋

今聴いてもその完成度の高さは圧巻。中学生の頃にはじめて聴いた時、 正直戸惑ったのを覚えています。


「ボヘミアン・ラプソディ」に代表されるドラマチックなコーラスを前面に押し出した楽曲。

「マイ・ベスト・フレンド」のようなポップス調の楽曲。アルバムの頭から尻まで、 とてもひとつのバンドがやっているように思えないほど、それぞれの曲は個性的でありながらQUEEN独特の世界観が展開される。まさに奇跡のアルバムです。

05.05.19 21:48


ライヴ・キラーズ/LIVE KILLERS


めけめけのちょっと一息の部屋


Queenのいろんなアルバムを聴いて、「この演奏ってライブで再現できんのかな?」と疑問に思ってたりしたんだけど、このアルバムを聴けば、QUEENがなぜここまで愛されているかが、理解できる。


英国出身のバンドてどこか威厳があって、アメリカ的なパフォーマンスとかエンターテイメントとかを軽蔑する風潮もファンの間ではあったりするんだけど、QUEENというかフレディのすごいところってエンターテイメントとしてのROCKと楽曲の芸術性をみごとに融合したところにあるのかなと思います。


このアルバムの収録曲はデビューから78年ごろまでの作品ですが、その後のQUEENのライブの基礎構成は、この時点でできあがっていたようです。オススメ曲はオープニング。おなじみのWeWillRockYouをロックンロールヴァージョンで演奏しています。NOW I'M HEREではメイのギターソロが最高!BRIGHTON ROCK ではロジャーのドラムソロが聴けます。
05.05.26 01:04



華麗なるレース/A DAY AT THE RACES


めけめけのちょっと一息の部屋


QUEENを好きになり始めた人にお勧めのアルバム。前作「オペラ座の夜」で完成させたサウンドをよりポップに昇華させた内容で、鬼気迫る迫力があった前作に比べ、力みの抜けた聴きやすいアルバムに仕上がっています。


そして、Queenの数ある作品の中でもこのアルバムの存在意義は意外と大きいと思っています。

それは、前作があまりに評価が高い場合、それを超えなければという重圧から作品がより難解な内容になってしまうことやバンドの方向性がバラバラになってしまう例は多々あります。


QUEENがフレディが亡くなるまで活動を続けることができたのは、QUEENはスタジオワークのバンドではなくエンターテイメントを追求するバンドだという明確な指針があったからこそだと信じています。とはいえ、このアルバムも十分に作品としていろいろな仕掛けが用意されています。その後のライブで必ず演奏される「タイ・ユア・マザー・ダウン」はシャッフルのロックンロールナンバー。ゴスペルを取り入れた「愛にすべてをsomebody to love」は圧倒的な迫力で聴く者に感動を与え、「手をとりあって」では日本語を披露しています。


QUEENのほかの作品に比べやや地味なというより、ど派手なアルバム2作(次作は「世界に捧ぐ」)にはさまれて印象が薄くなってしまってますが、お勧めの一枚です。
05.05.31 00:17