TKO木本武宏が相方・木下隆行退所までの経緯を明かす「今ではもう和解しています」

2020/04/12 13:05 配信

バラエティー

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TKO木本武宏が木下退社の真相を明かした

TKO木本武宏が木下退社の真相を明かした

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4月11日放送の「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)に、TKO・木本武宏が登場。ことし3月、相方・木下隆行が松竹芸能を退社し、フリーで活動を開始。それでもTKO解散に至らなかった理由を赤裸々に告白した。

木本によると、木下退所のきっかけは記事になっているものとは違い「実は向上委員会がきっかけだった」と明言。2018年に放送された「27時間テレビ」内の“向上委員会”コーナーにおいて、かしわ餅に仮装した木下がひとことも発しなかったことを、ザブングル・加藤歩が「お前、おもろないな!」と鋭く指摘。木下が苦し紛れに「なんも浮かばへん!」と返したこの一連の騒動を、番組は“かしわ餅事件”と命名。


木本いわく、松竹芸能の後輩たちも木下のこの返しの弱さにドン引きだったそうで、年末に行われたお酒を飲みながら行うお笑いライブで、後輩であるオジンオズボーン篠宮暁が先輩へのダメ出しタイムでこれをいじったところ、楽屋で木下が激高。篠宮の足元を狙って投げたペットボトルが思い切り顔面に当たってしまったそう。

実は木下は普段からいじられることを嫌っており、千原ジュニアに憧れていたとのこと。木本は、どう考えてもペットボトルを投げた木下が悪いので「事務所も僕も篠宮に謝るように言ったんですけど…」とコメント。その後、事務所所属芸人が集う新年会でTKOのあいさつの番でよゐこがあえて「ペットボトル!」とガヤを飛ばし、謝るきっかけを作ろうとしたり、事務所も営業であえてTKOとオジンオズボーンを一緒に出す機会を作ったが、木下は謝罪しなかったという。

結局周囲の忠告も虚しく、プライドが高い木下はとうとう最後まで篠宮に謝ることができず、事務所内での人間関係はどんどん悪くなっていったという。“かしわ餅事件”の代償は想像以上に大きかったが、すでに木下と篠宮は和解しているそう。木下はフリーで禊を済ませた後、松竹芸能に戻ることができればと考えているらしく、木本はそのためにも、TKOの名前を守り継続していくという。

そして話題の矛先は、同じ相方の悩みを持つ蛍原徹へ。蛍原は宮迫博之のYouTubeは一切見ていないとのことで、陣内智則が「もしも宮迫さんにYouTubeに出てくれと言われたらどうするんですか?」と尋ねると、「今? 出るワケないやんか!」とバッサリ。明石家さんまが「ほんまは宮迫のYouTubeに木下が出たらいい」と攻めたアドバイスをおくると、FUJIWARA・藤本敏史も「心配だけど見たいなぁ」とこれに同調した。

視聴者からは「TKO木下ってどこか人間臭い。うまく立ち回れてなくて同情する」などフォローの声も。ネット上は、雨上がり決死隊、TKOの今後の方向性について盛り上がりを見せていた。

次回は4月18日放送。

 

 

 

 

TKO木本武宏が、16日放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)に出演。相方・木下隆行のパワハラ騒動の原因の一端は、明石家さんまにあると語った。


 この日はパワハラ、セクハラ、さらにはコロナ感染者や医療従事者に対するコロナハラスメントなど様々な「ハラスメント」の実態を、その事情に詳しい評論家が集まり、討論した。

 そのコーナーのゲストとしてやってきた木本に、さんまは「木本!お前じゃなくて相方連れて来いよ。この話題にはもってこいやないか」と迫った。だが木本は、「相方の事件は、おおまかにまとめると、さんまさんのせいですから」と指摘。するとさんまも「『向上委員会』という番組のせい」と認めた。

 2018年9月にオンエアされた『27時間テレビ』(同系)の『さんまのお笑い向上委員会』スペシャル。そのひな壇で柏餅のコスプレをしていた木下に、ザブングル加藤歩が「柏餅降りてこい!さっきから一言も喋らん」と苦言を呈したところ、木下は「なんにも出てこない」と泣き出したのだとか。

 さんまは「(その場では)ウケてたから、俺らはお笑い芸人として成立だと思っていた」という。木本としても「めちゃくちゃ面白いキャラができた」と喜んでいたのだが、この後、木下は、誰かが少しでもイジろうとすると「イジるな!」と厳しく注意。

 そこで同じ松竹芸能の後輩芸人・オジンオズボーン篠宮暁が「(今後も)イジれるようにしよう」と、楽屋で思い切ってイジったところ、木下からペットボトルが投げつけられたという。それがパワハラ問題に発展したため、さんまは「(木下も)当てるつもりじゃなかったんやろ?偶然、興奮のあまりコントロールミスで当たったということで」と、木下をかばっていた。