用法適応翼(mission adaptive wing)
単純に言えば高速飛行時は抵抗の低くなるよう翼型を薄く、低速時には揚力の高い厚翼(またはグライダーのような滑空性能の高い翼型)に可変させらることのできる翼型
翼型そのものを可変させるという発想がすごい。モーフィング変形やな。
飛行機ってさあ、ただの板きれをパタパタ動かして向きを変えてるだけでなんか萎える。船もただの板の角度を変えて舵とってるだけ。飛行機オタでも単純すぎて、そこだけが玉に傷。
車はステアリングだけでもっと単純だが、荷重移動の面白さはあるが、所詮は二次元移動に過ぎず、単純である。原始的すぎる。
このような生物的な変形可変方のほうが面白い。
超小型サーボで再現して実験できそう・・夏休みの自由研究に。
今の超小型ラジコンメカの技術ならできる。
可変ロボットの変形にも応用できるかもしれない。マクロスプラスか。
おまけボルテックスジェネレーター。実機を使用した実験 毛の生えた主翼が渦の発生を目視で確認できる。
翼型コレクション
基礎中の基礎、クラークY。
模型飛行機制作おいて、テンプレートが作られるほどの基礎。
これなら大体飛ぶ安心の翼型。
しかしこればかりでは飽きてくる。
なんで模型飛行機がクラークYばかりなのかというと、
翼を組み上げるときに下面がフラットなほうが組みやすいからである。ただそれだけ。
スケールラジコンの場合実機通りの翼型を再現しないとリアルにはならない。
バルサ組では難しいのだが、発泡スチロールコアカットとかして安楽に再現できる。
イリノイ大学航空宇宙工学科の翼型データベース
ようするに、尾翼を持たないので、主翼に尾翼の役割を持たせた、前のほうで揚力を出し、このままでは宙返りしてしまうので、後ろで下向き揚力を出して安定させている。
翼端で下向き揚力を出し尾翼替わりにしてるリピッシュ博士のグライダーの翼型
鳥の翼型。滑空性能、揚力の高い薄翼である。