昨日で勤務する園は今年度の
保育を修了した

今年度は三名の退職の先生がいた

ひとりはクラス担任を持っていた
若い先生
二学期後半から出勤できなくなり
適応障害と言う診断を受け
退職にいたった

子どもたちは熱があるから
来られないんだよね…と
早く治って来られるといいね
などと言っていた

先生方の退職の発表があった日
そのクラスの女の子はお母さんに
A先生とS先生辞めちゃうんだってと
話したのだが、担任の退職のことは
話さなかった

なんの挨拶も手紙もなく去ってゆく
ことに子どもたちでさえ心の整理が
できないのだと感じた

管理職の先生は手紙くらい子どもたちに
書けばいいのにと言っていたが…
そんなことができるならメンタルをやられたり
しないわ!とわたしは思った

それよりはまず
先生は体の具合が良くなくて
まだ、よくならないから、ゆっくり治すために
幼稚園を辞めるんだよくらいのことを
子どもたちに話したらよかったのにと思った

ただ、辞めると言う事実だけを伝えても
意味がないのでは?ないかと思った


子どもだからと言って誤魔化したり
嘘をついたり事実から目を逸らすような
ことはしてはいけない
子どもにとって辛い事実であっても
それを乗り越えて行く力はみんな持っているから