2017年3月ALK融合遺伝子の肺ガンと診断されました。  

抗がん剤はアレセンサを使っています。


肺ガンの事をネットなどで調べていると、色々凹むことも多かったので、気晴らしに治療日記を描いていこうと思います。




 床マット 

入院中意外とベット周りでの立ったり座ったりが多く、スリッポンといえどもその度の脱ぎ履きが微妙に面倒くさい。


旅行中、ホテルなどは裸足で歩くことも多いのですが、入院中は白血球減少もあるので、トイレの目に見えないレベルの衛生面も気にした方がいいかなと。

(トイレ用のスリッパのない病院です)


あと、同時期の入院中の方によくトイレの床に尿をこぼす方がいらしたようで、それを何度か目の当たりにすると、キレイにされていてもさすがにちょっと気になります。

トイレに入ったスリッポンや看護師さんたちのサンダルが踏んだ床は裸足では踏みたくないと思いました。



それはそうと、抗ガン剤の点滴をした次の日までは決められた場所のトイレの使用と2度流しをするように告げられました。

看護師さんはナイロン手袋とカッパみたいな防護服着用で腕に点滴の針を刺してくれていたし。

そういった配慮の必要な薬を使っているのだなと、ものすごく自覚しました。



 話を戻します。

そんなこんなで毎回のスリッポンは面倒くさい。

しかし裸足で立つのには抵抗があったところ、ふと思いつき、100均の台所用の細長マット(300円)を引いてみました。


これがとても良かったです!

地味なストレスがゼロです。

身体が辛かった時はそれだけで本当に助かりました。

ズボンの着替えが本当に楽だった。


{DC217E50-5499-4A0E-A9BB-693A50C447AC}


あと素足で立てるだけで、地に着くような感覚で不思議と部屋のような気分になって落ち着きます。

病室の自宅化に拍車がかかりました。

看護師さんにも部屋の様だと笑われました。


ただデメリットは、マットは段差がないためか気付かずに踏んでいる看護師さんが3割くらいいました。

これは仕方ないことなので、看護師さんの邪魔にならず自分の動きやすい絶妙なポイントを探して敷いておきました。


あと清掃の際には邪魔にならないようにもする必要もありますね。



 スリッポン 

スリッパは滑って歩きにくいのと外来病棟へ行った時に、いかにも入院中な感じが嫌だったので正解でした。


しかし実際は、外来病棟へ行くときは車イスだったり酸素ボンベを携帯していたので、スリッパなんて小さなものは関係なく『いかにも入院中』の最たるものでしたが…。