保護した母猫は、以前首輪を付けて実家によく遊びに来ていた。だから多分飼い猫だったと思う。
だった。と過去形なのは…
そもそも猫には別荘と呼ばれる家が何件かあるようで
餌やおやつを貰う為にやって来る。
そして食べ終わったら、自分の家に帰るもの。
我が家にも17年飼っていた猫がいた。
猫は家につくと言われるように飼い猫なら、どこで何をしていても、必ず家に帰って来る。
美味しい食事と暖かい寝床が待っているのだから、 それは当然のことだ。
初めて会った時の彼女は、正真正銘子猫だった。
いろんな野良猫が実家の庭に来ていたが、その中でも一際小さかった。
彼女の異変に最初に気付いたのは私。
真上から見下ろすと明らかに、左右のお腹が少し横に出ている。
ジジババにそれを告げると、まだ子猫なのに妊娠するわけないじゃないと鼻で笑われた。
イヤイヤイヤイヤ ちょっと待て!
メス猫は生後半年で妊娠が出来るんだぞ‼︎
お腹の膨らみが誰にでもわかるようになってきた頃、いつも付けていた首輪が外れていることに気付く。
以前、首輪が外れていた時もあったけど、次の日には真新しい首輪が付けられていた。
これって、、、
私の中で嫌な思いが駆け巡った。
それ以後、二匹を保護するに至るまで彼女の首に首輪が付けられる事は二度となかった。
