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ちょっと前置きが長すぎましたね
そうそう、あの世界観に惹かれ全シリーズを通して観ていたイギリスのドラマ
《ダウントン・アビー》
リリー・ジェームズも、その物語の舞台であるグランサム伯爵家の、親戚の娘″ローズ″役で出演されていました
そして、グランサム伯爵の三女″シビル″役で出演されていた、やっぱり大好きな女優さんジェシカ・ブラウン・フィンドレイも、この物語の重要な鍵であるエリザベス役で出演されています
そしてもう一人、グランサム伯爵の長女メアリーの最初の夫マシューの母″イザベル″役で出演されていた、憂いを帯びた瞳がとても魅力的なペネロープ・ウィルソンも出演されているんです
主要キャストの中にこの3人のお名前を見つけたところで、この映画はきっと面白いだろうなと確信しました
あれ?ますます前置きが長くなっちゃいましたね
そろそろ肝心の映画のお話を~
物語の舞台は、第二次世界大戦中にドイツの占領下となった、イギリス海峡のチャネル諸島に浮かぶ島のひとつガーンジー島…
映画冒頭の、満天の星空のシーン
海岸線から見たガーンジー島の、ダイナミックかつ美しい風景…
ふと《赤毛のアン》のワンシーンを思い出してしまった、ワクワクの緑の小道を馬車で通り抜けるシーン
それだけで感動の連続でした
※追記
映画の撮影はガーンジー島で行われたとばかり思っていたのですが、あまりに近代化されていたため、実際の撮影はイングランド南西部のデヴォン海岸沿いなどで行われたそうです💦
ふとした場面になにげに咲いているお花たちも…
名前もわからないお花ばかりだけれど、ひとつ前のブログにも書いた釣鐘草のお花も咲いていたような…
ドイツの占領下であった当時のガーンジー島は、島全体が監獄のようで、夜間外出禁止令も出されていたとか…
映画の中でも、命の糧でもある大切な家畜が全て没収され、ジャガイモ作りを強制されるシーンがありました
物語は、ガーンジー島に住む親しい仲間達が、仲間の一人が隠し持っていた豚肉と、また別の一人が作った密造酒で秘密の食事会をしたあと、星空の下をほろ酔い気分で家路につく途中、突然現れたドイツ兵に見とがめられるシーンから始まります
仲間の一人エリザベス(ジェシカ)が
『私たちは《ガーンジー島 読書とポテトピールパイの会》の集まりに出席していただけです』ととっさに言い繕い、その危険な状況を上手くすり抜けます
(実際のところは、飲み過ぎてドイツ兵の足元にゲボッてしまった仲間のお陰でもあるんだけど)
そして、その口実に真実味をもたせるため、定期的に集まって読書会を開くことに…
そしてその読書会は、身も心も飢餓寸前だったメンバー達の心の拠り所となります
そんな読書会のメンバーの一人ドーソンと、ロンドンに住む作家ジュリエット(リリー)を繋いだのは古書店でした
ジュリエットがかつて古書店に売ってしまったチャールズ・ラムの《エリア随筆》
それを手に入れたドーソンが、その本の中にジュリエットの住所が書かれてあったことから、また別の本のことについての手紙を送り、それから手紙のやり取りをするようになり…
(古本屋からのこんな展開も素敵だなぁと思ってしまいます)
ジュリエットはジュリエットで、ドーソンの手紙の中に書かれていた《ガーンジー島 読書とポテトピールパイの会》にとても興味を惹かれ、数日間の予定でガーンジー島を訪れることに…
でも、いざガーンジー島に着いてみると、島で出会えた読書会のメンバーの中に、なぜか読書会の名付け親でもありメンバーの心の支えでもあったエリザベスの姿がないのです
エリザベスのことが気になり調べ始めたジュリエット…
そのうちこのままではとてもロンドンには帰れないと、滞在の予定期間を過ぎたあともそのままガーンジー島に残ることにしたジュリエットでした
自分が暮らしていた終戦の喜びにわくロンドンと、いまだ戦争のトラウマを抱えたままのガーンジー島の人たちとの心のギャップを、エリザベスのことを調べれば調べるほどに感じてしまうジュリエット…
そして、ガーンジー島に訪れる直前にプロポーズを受け快諾した恋人と、心のなかでその存在がどんどん大きくなっていくドーソンとの間で、心揺れる日々を送るジュリエット…
とそこへ…
ネタバレしすぎてもなんなのでこのへんで~
もしご興味がわいたら観てみてくださいね
作品としてはすごく面白かったというわけではないけれど(←上から目線でスミマセン💦)、ジュリエットをはじめ読書会のメンバーのキャラもそれぞれに際立っていて、その誰もが私にとって愛すべき人になりました
とにもかくにも、キャスティングが素晴らしかったです
リリー・ジェームズがサイコーにキュートでした
ガーンジー島がドイツの占領下であった当時の気持ちを引きずったまま生きてきた、読書会のメンバー達のどこか重苦しい雰囲気の中にあって、時に春風のような爽やかな笑顔で、時に夏のまぶしい陽射しのようにキラキラと輝く笑顔で接するジュリエット
そして、あたたかく誠実な人柄でメンバー達の頑なな心を少しずつほぐしてゆくジュリエット…
リリーから伝わる雰囲気そのままのジュリエットでした
そうそう、読書会のメンバーの一人、お酒好きなアイソラ役のキャサリン・パーキンソンがこの映画でめちゃめちゃ好きになりました
なんとなくどこか(映画?)で見たことがあるような気がするけれど、結局思い出せず出演作を検索してもわからずじまいだったのが残念
そういえば、ジュリエットがガーンジー島を訪れたばかりの時に目を留めた、ひっそりと佇む蔦の絡まる家…
『あの家はきっとまた出てくるだろうな』って予感が的中し、ひとりニンマリな私でした
そういえば、この映画のレビューの中に
『タイトルの秘密の言葉に惹かれて観たけど、秘密というほどの秘密じゃなかった』
ナンテ書かれていたものもあったけれど…
私は秘密の言葉よりも、読書会の言葉に惹かれて観た本好きです
そして秘密も読書会も、どちらもよい塩梅で描かれていたと思います
きっと…
出会う前から絆があった人達の物語
ほどほどに楽しめ、ほどほどにぬくもりを感じ、ほどほどに心に沁みる…
こんな映画が一番好きかも
ガーンジー島はビクトル・ユーゴーが亡命していた島、そしてユーゴーが《レ・ミゼラブル》を執筆した島であることを知りました
当時ユーゴーに付き添った愛人の方のお名前が、奇しくもジュリエットさんだったとか…
そうそう、大好きな画家の一人であるルノワールも、ガーンジー島南西部のムーラン・フェと呼ばれる、岩に囲まれた隠れ基地のような入り江を気に入り、頻繁に訪れては描いたそうです
ルノワールが描いた
《ガーンジー島の濃霧》
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いつかコロナが落ち着いたら…
ガーンジー島を訪れてみたいなぁと思いました
*ひとりごと*
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日本だったら…
まず思い浮かぶのは今井美樹さんかなぁ…
大きなお口を思いきり開けての、クシャクシャっとした笑顔が大好きです
歳を重ねられてますます素敵になられていますよね
そういえば、好きな女優さんの一人だった、今は亡き江波杏子さんも、大きなお口と魔女とも思えるような雰囲気が素敵でした…
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