火曜日の料理教室では 初めて 鍋 をレッスンしました

薬膳鶏塩鍋
骨付き鶏からとったお出汁。
鶏の下ごしらえや 白濁したトロミのあるスープを作るコツを伝授![]()
お野菜は 春に食べたい セリ を入れて香りよく。
女子3人だったので 卓上には土鍋ではなくルクルーゼで。
シメはうどんも中華麺も雑炊も合うけれど。。。
希望を聞いた結果 うどん → 中華麺 2段階でシメましたよ![]()
帆立と春菊の 春の薬膳サラダ
帆立・春菊・セロリ・きくらげ・クコの実 。。。
どれも春に積極的に摂りたい食材です。
~ちょっと薬膳のお話~
冬から春への移り変わりのこの季節。
身体にも自然界と同じことが起こっていきます。
寒い冬から 舞い上がるような温かい風の吹く春へ。
寒さで締まった身体は緩んで動き出します。
陰の要素が減り、陽の要素がぐんぐん大きくなるのです。
簡単にいうと、春は「上る」というイメージ。
温かい気・春の陽気は上がりやすいので、これが身体にも起こると心身ともにバランスが
取りにくくなるのです。
めまい・ふらつき・のぼせ・目の充血・イライラ・身体にチカラが入らない。。。
こんな症状が出やすくなるのです。
春に特に負担のかかる臓器は「肝」
肝の働きを助け、ぐんぐん伸びる陽にバランスが取れるように陰を補ってあげる。
春にはこんな作用のある食材を積極的に使い施膳していきます。
代表的な食材をあげますね。
肝の働きをサポートする食材
*セロリ・せり・貝類・クコの実・きくらげ・黒豆・黒胡麻・ほうれん草・人参・レバー・まぐろ など。。
陰を補う食材
*黒豆・きくらげ・ほうれん草・小麦・青梗菜・山芋・あさり・いか・帆立貝・豚肉・卵・はちみつ など。。
また、これからの時期 冬の寒さに耐えるために溜め込んだものを一度リセットする時期でもあります。
そんな時は 解毒作用・鎮静作用のある春の山菜を取り入れましょう。
子供は山菜など 苦味 のあるものはあまり好まない傾向がありますよね。
これは自然なことで、解毒するものが身体にあまり溜まっていない子供には この苦味は必要ないのです。
山菜が美味しく感じるようになった われわれ 大人チームは
山菜をはじめ、積極的に季節の食材を摂っていきましょうね![]()
プチ薬膳講座はここまでにいたします![]()
お付き合いいただきまして ありがとうございました
さて。
薬膳的メニューだけでなく、今回は キホンの和食メニューも少し取り入れましたよ。
しっとり卯の花
モソモソ ボソボソ。。
そんな卯の花は喉につまって美味しくありませんね。
しっとりと炊く方法をレッスン。
キホンのポテトサラダ
実家直伝の隠し味も入れて、まろやかなポテトサラダに仕上がりました。
あとは写真撮ってなかった~。
途中主人が帰宅。
この日来てくれていた マキちゃん、アカリちゃんは 主人とも大の仲良し。
というわけで、鍋もシマったあとでしたが、
まずは、のビールで乾杯にお付き合いいただいたのでした![]()
お二人サマ いつも どうもありがとう![]()



