おはようございます
今日は旧暦5月15日ですが、
満月は2日後にズレています
さて、仏陀の言葉です🙏
仏教では克服すべきも最も根本的な三つの煩悩、
すなわち貪・瞋・癡(とん・じん・ち)を三毒と言います。
貪はむさぼりである欲を表します。
貪のカテゴリーの中の
相手に、何とか自分を優秀に見せようする欲を
慢(まんMāna)と言います。
慢が満たされないと瞋(とん 意味:怒り)が起きます。
このような状況の例えだと
上司の優位性を利用し部下が
自分の思い通りにならないと怒り誹謗し
仕事の失敗を責任転嫁する人などがそうです。
このような智慧のない行動を痴(ち)と言います。
このことを念頭にその観点から
相手を冷静に観察してみると
相手の愚かさに怒りも起きることなく
反面教師として自分の成長に役たつでしょう。
釈尊はこのような慢や瞋によって智慧のない
癡の行動をとる人を戒めています。
「 先ず自分を正しくととのえ、
次いで他人を教えよ。
そうすれば賢明な人は、
煩わされて悩むことが無いであろう。」
「他人の過失を探し求め、
つねに怒りたける人は、
煩悩の汚れが増大する。
かれは煩悩の汚れの消滅から
遠く隔っている。」
仏陀の言葉より
三毒煩悩には気をつけて、外にばかり目を向けないで、
自分の内側を見つめて行きましょう