周囲のメンズが、スローモーション画像の中に存在している様に感じる・・・


蝋人形館にいるせいか・・・❔❗


いや、決してそうではない・・・


・・・出ている波動が弱いのだ。


これは、蝋人形館に限った話ではない。





どうしても、ヤツと比べてしまう・・・


あんなヤツには二度と会えない・・・と分かってはいても、私にとっては、長年連れ添ったヤツがやはり“基準”なのだ。





先日、ヤツの死去の際、会社の人達がくれた数多くのメッセージcardを、久々に読み返してみた。


・・・泣いた。


リーダーシップに長けたヤツだという事は分かっていたつもりだが、改めて感じた(思い出した)事が色々あった。


ヤツの事を、、、





「あなたは、人生の感動と喜びを情熱的に追い求める人だった。


人の喜びや悲しみを、分かち合う事が出来る人だった。」





・・・と、書いていた女性がいた。


そして、多くの人達が、ヤツの事を・・・「優しく温かい人」・・・と称していた。





「私が今ここでこうしていられるのは、○○さんのお陰です。」


「あなたによって、救われました」





・・・的なメッセージも、目立った。





普通、“リーダーシップに長けた人”というのは、どうしても強引な面が出て来てしまうものだ。


だが、ヤツはそうではなかった。


いわゆる・・・男を振りかざす様な人ではなかった。


肩で風を切り、ギラギラと(私流に言わせればムラムラとw)、石橋を叩き割って進んで行くパワーを持ちながら、周囲の人に対しては常に受容的であった。





・・・いや、本当に・・・


この両面を持ち合わせた男って・・・





・・・中々、いないのである❗





“いつも前向き”・・・と言ってしまえばそれまでなのだが・・・


ヤツは本当に、いつも前を向いていた。


目が泳いでいる事や、躊躇している事の無い男だった。


そして、更に困った事に、程良い二枚目半の容姿と、魅惑的なハスキーボイスに加えて、クールでダンディな雰囲気を常に醸し出せる術も持ち合わせていた。


それがまた、味のある牧歌的なトークに裏打ちされたダンディズムであったので、ちっとも嫌みではなく・・・


ヤツの持ち合わせていた異常なナルティシズムさえ、魅力の一つとして、男女を問わず受け入れられていたのである。





そう、私たちは皆、男女を問わず・・・





ヤツに恋していたのだ。





人間的に魅力の無い男が不潔にしていたら、それはもう最悪だ。


しかし、ヤツの様に常に周囲の事を気遣い、周りの人を幸せな気持ちにさせながらパワフルに突き動いていた男が不潔にしていても、それは・・・





「○○さんは、自分の事をかまう暇が無い位、情熱的に前を向いている❤️」





・・・と、受け取られていたのではなかろうか(^_^;)





私は、ヤツとは34年暮らしたが、それでも時たまドキドキする事があった。





「・・・ギョッ、私はこんな男と暮らしていたのか💦(@_@;)」





・・・と、改めてその現実に驚く事があった。


長年の結婚生活という、動物的本能が跡形もなく消失するのが当たり前な状況であっても、ヤツの人をドキドキさせるダンディズムを解き明かす事は不可能で・・・ヤツには常に“謎”な部分が残った。


洗っていない頭の周りをハエが飛び回っていたり、ガス欠するまで車に乗る癖があったり、数時間約束の時間に遅れても、私以外のほとんどの人がニコニコヘナヘナしながら許してくれたり・・・


そして、何と言っても・・・





大して酔ってもいなかったのに、電車を降りてそのまま真っ直ぐ止まる事なく反対側の線路に落下し・・・夜の煙幕の向こうに消えて行ったり・・・





・・・「理解しろ」・・・と言う方が無理だ。





しかし、「何故❔❗」は・・・言っても始まらない。


それよりも、歴史(経験)によって人生が私に何を求めているのかを知る事こそが、大切だ。





私は今、ヤツとの別れによって洞窟の中に入り込み、その出口を探しているところだ。


もう、以前の人生には戻れない・・・


だから出口は、自ら行動しながら探して行く。


自分のペースでbestを尽くす。


そして・・・『何が本当に大切なのか』・・・動きながら考える。


周りに流されないし、変化を恐れない。





自己肯定感の低い人程、周囲からの感謝(承認)を必要とし、必要以上に周りに尽くしたりしているものだ。


しかし私は、膀胱癌に罹患してから、少しづつ・・・そんな自分とはサヨナラした。





そして、今・・・ワリと自分自身の事を気に入っている(^ー^)





ヤツと比べたら、“突破力”に著しく欠ける私ではあるが、私には私のやり方がある。





今度私が、誰かメンズとお茶を飲む事があったら、それはきっとヤツとは全然違うタイプの人だと思う。


そして私は、その人とヤツの事を語り合う・・・


ヤツへの愛は私の内に留まり、決して消える事は無い。


ヤツならきっと・・・そんな私を歴史ごと受け容れるハズだ。





それこそが、私が男に求める“器”。





タイプは違っても、そんな“器”や、そんな歴史を持った男がいい・・・





そして、私自身も・・・


ヤツを抱えながらも、他の人の心を抱き留めるだけの度量を持った人間だと自負している。





未来は未知・・・





だから、今の私に出来る事は、、、





自分に嘘をつかず、前を向く・・・





ただそれだけなのである。





私は、恐らく・・・99%の男からはモテない(((^^;)


若くないのに、ノーメークで、髪の毛はゴマ塩白髪のロング・・・(まるでお化けの様だ💦💦)


ツンデレで、口のきき方はヤンキーだし、いかに腹筋を割るかが当面の目標だし、料理は嫌いだし、服もオシャレじゃないし、いわゆる“H”はもう一生しなくて構わないし、そのくせ尽くしてくれる男が好きだし・・・www





いわゆる・・・


世のモテる女の逆を行っている(((^^;)





だが、それでも・・・自分を偽ってまでモテようとは思わない。


私の魅了は、恐らく・・・





一生飽きさせない機知に富んだトークの面白さと、そのトークにおける独特の受容性✴️





だからこその・・・“純粋な茶飲み友達”・・・なのである。


私的には、車で一緒に旅に出られる様なメンズの友人も欲しいところなのだが、 そうなってしまうと、恐らくは・・・メンズが求めるものと私が求めるものとの間に大きな乖離が生じてしまう事になる・・・





そんなやっかい事でアレコレ悩むくらいなら、一人で旅人になった方がなんぼかいい。





・・・などと思ってはいるものの、万一・・・(コレ、本当に万に一つです(((^^;)  0.01%ぐらいw)・・・私の心が「行け💨❗」と命じたその時は、、、





真空飛び膝かまして、押し倒すかもしれないが・・・www





さてさて、これから年末に向かって、人生の大仕事が四件程・・・。


気を引き締めて、立ち向かって行くつもりだ。


それと同時に、築いて行く自分の秩序。


少しづつ、自分自身になるために生きられている様に感じる。





多少の上下の波はあるが、当面は、このままで行こうと思う。





私・・・


明日へ向かってfightじゃっ💨💨💨❗❗❗o(^o^)o





ではではまたまた・・・


生きとし生けるものが幸せでありますように🍀