蝋人形館に来て、一度、この県の“県庁所在地”に行ってみました。


しかし・・・


どうにもつまらない・・・(-_-;)


いわゆる・・・“天下り感”・・・なるモノが否めません💦


そこに到着するまでの、車窓(電車)からの冴えない景色が、ますますそれを増幅させるのかもしれません。


駅ビルなどは、その全てを把握するにはかなりの時間がかかる様な複雑な構造を呈し、それなりのショップがテナントを構えてはいるのですが、どうにもこうにも・・・モエません⤵️💦


よーするに、いまいち・・・“パッとしない”・・・のです。


そもそもが、比較対照となるのが、あの“横浜”です。


私は、 お洒落なスポットには滅多に足を運ばないダサい人間ですが、それでも横浜は・・・ただ街を歩くだけでも気分が上がる✴️・・・そう思わせてくれる街でした。





「う〜〜〜ん、なんか中途半端でパッとしね〜〜〜っ💦  金(電車賃)払ってまで来る所じゃね〜ぞ、ココは・・・💦💦( TДT)」





そういう結論に達した私は、もう仕方がないので、少ない選択肢の中の最後の手段・・・


花のお江戸のど真ん中の“東京駅”に出張る事にしたのでした。





湯治場に向かう度に、毎回経由する東京駅。


その東京駅を掴み切れていない・・・というモヤモヤ感が、ずっと心の片隅にありました。





「東京駅構内及び、改札の外にある商店街の位置関係・・・駅ナカと駅ソトをまずはクリアしようではないか・・・☝️✴️」





そう思い立ち、このクソ暑いコロナ禍の嵐が吹き荒れる中・・・人ゴミの坩堝である東京ステーションへと一人向かったのでありました(^ー^)






東京駅は1FとB1に分かれているのですが、湯治に行く際私がいつも利用しているのは、1Fのecute。


よって、その辺りのshopは大体掴んでいたのですが、それ以外の場所はほぼノンチェック・・・


いつもなら、“バカの壁”に阻まれ、それ以上は決して追求しようとはしない私なのですが、自分自身で・・・「ゼヒとも知りたい✴️」・・・と興味を持ったような場合は、話は別💨💨w


しっかり地図を片手に、二度程出張って、駅ナカ・駅ソト、及びkitte(駅ソトで駅からすぐの所にあるビル)を、まずはほぼくまなく歩き回って来ました。





いや〜〜〜、中々楽しかったッス💨\(^^)/





私は、“見るだけで買わない派”の代表みたいな女なのですが、アート的にも新しい発見満載だったし、見るだけでもイロイロ目が肥え(さすが首都を代表する駅だけの事はある✌️)、それなりに満足したのでした。





一軒、旨そうなパン屋を発見し、試しにアップルパイとcakeを足して二で割ったような半cakeもどきを購入し家で食してみたところ、これがまた激ウマ💨💨💨✴️


値段も、確か・・・370円ちょいだった様な・・・(^○^)


常々、昨今のケーキの値段にどうしても納得がいっていない私にとっては、正に嬉しい発見❗🙆


フツーのアップルパイを食した後の胃もたれ感が無いところも💮





「ココは、行きつけにしたるデ・・・✴️」





・・・と、ルンルン気分で周辺をさ迷っていたところ、今度はやたらワンカットのデカいcake屋を発見・・・




「うわっ、デカっ・・・(@_@;)」





・・・と、その値段を見た途端・・・





「・・・う、うんぎゃあぁぁぁぁぁ〜〜❗❗❗」





・・・と、世界は一気に暗転し、奈落の底へと⤵️⤵️⤵️





「・・・に・・・に、にせんろっぴゃくごじゅうえんだとっ・・・❔❔❔(少々の誤差アリ)」





いくらデカいとは言っても、ワンカットはワンカット・・・


あくまでも“一人分”です。


小さいホールではなく、本当に“フツーのワンカット”なのです。





「ナニ考えてるんだっ、んなろーーーっ❗  庶民を馬鹿にしてるのかーーーっ・・・❗❗」





・・・と、一気に心の中のビンボー人根性に、怒りの炎が点火💨🔥





「旅に出て財布のヒモの緩んだ市井の人々の心の隙や、特異な旅の思い出が欲しい気持ちにつけ込みやがってっ👊 💢💢💢」


「 それだけの金を出しても、『こりゃ〜死ぬ程旨い✴️  ボクちん、もう死んでもイイわ〜ん、あへあへあへ・・・』な〜んて思わせてくれるんだったら、にせんろっぴゃくごじゅうえん出してもいいゾっ💨💨💨  しかし絶〜対にそんな事はあり得んっ❗❗  確かにそこそこにそれなりには旨いだろう・・・。なんたって、にせんろっぴゃくごじゅうえんなんだからナ・・・ふがふがふが。  だが、それは所詮“それだけ”の事であって、命を賭けるなんて所までは行くハズがないっ・・・💢❗❗❗」


「このSNSの時代、話題性を狙いやがったナ・・・。  セコい商売しやがって・・・(-""-;)」


「ウナギだっ、ウナギだっ💨💨💨❗  こんなモンにこんなに金出すんなら、貯まったdポイント足して、ウナギを喰った方がよっぽどマシだっ💨💨💨✴️」





・・・と、買う気ゼロにも関わらず、かなりの長い間、cakeのガラスケースの前で背景に紅蓮の炎をゴーゴー燃やしながら鬼の形相で仁王立ちとなり・・・





私の心は、怒りと驚愕とでグログロと乱れまくったのでありました。





その後、冷静になり、よくよく考えてみれば・・・


「人によっては、cakeに命をかけている希少な人もいるかもしれない」・・・とか、「旅行には行けないけれど、その代わりに東京駅のこのケーキを食べて何処かに行った気になろう🎵な〜んて思っている人も、中にはいるかもね」・・・などと思い至り、それなりに納得はした(ムリやり自分を納得させた)ものの・・・


やはり、心の奥底では・・・





「にせんろっぴゃくごじゅうえんは、cakeワンカットの値段ではない・・・❗❗」





・・・という固定観念から、未だ抜け出せない私メなのでありました(-_-;)





いや、私だって、にせんろっぴゃくごじゅうえん・・・出そうと思えば出せるんですよ・・・





金が無いワケではないのです・・・


金の有る無しの問題ではないのです・・・





ただ・・・“cakeワンカットが、にせんろっぴゃくごじゅうえん”・・・というのが、私の経済観念からは著しく解離している・・・という事なのです。


何故か、怒りを感じちゃうワケなんです。





私は、どちらかと言うと、使う時は大きく使うけれど、普段は自分のルールにおける節約志向に徹するタイプです。


成城石井のチーズケーキが食べたいと思っても我慢して、グリコのアーモンドキャラメルや強い子のビスコで代用しています。





甘味というのは、食の世界においては付け足しの位置取り・・・





よーするに・・・“無いなら無いで構わないモノ”・・・という意識があるせいかもしれません。





そんなこんなで、ルンルンしたり、紅蓮の炎を燃やしたりしながら・・・、エコバッグの中に潜ませた370円ちょっとのアップルの半ケーキをバックの上からそっと撫でながら、蝋人形館へと向かう帰途についた、ワタクシMaria。





「あ〜〜、なんだかんだで、楽しかったゼ✌️  やっぱ、東京だわサ・・・🎵🎵🎵」





恐らくは、東京駅だからこそ、“にせんろっぴゃくごじゅうえん”なのです。


それで、やっていけるのです。


これが、県庁所在地の駅ビルであったのなら、恐らくこの値段設定では成り立たないのではないのか・・・❔❔❔





「やっぱ、金払ってでも行くべき所は東京だゼ・・・✴️」


「世の文化を知る事も、大切だゼ・・・✴️✴️」





何故かそんな風に納得し・・・「今度はもっと違ったエリアに行ってみよう🎵」・・・そう思っちゃったワケなのです。





そんなワケで、、、もっと高額なcakeの登場を密かに期待している逆説的な想いを心の何処かに感じながら・・・


私の東京散策は、これからも続きそうな気配www





それにしても、わざわざ花のお江戸のど真ん中まで出張りながら、買って帰ったのが370いくらのApple半cake一個と、これまた300円台の 朝食用のパンハーフカットのみという節約ぶりには、我ながら改めて驚き・・・(((^^;)


空きっ腹を抱え、お食事処のイロイロな店舗のメニューを散々見て歩いた挙句、「やっぱり高い💦💦💦」と、結局我慢して・・・


蝋人形館に戻ってから、蝋人形館の近くで買った安いお弁当を空きっ腹に詰め込み、ふ〜〜〜っと一息。





そして、窓から空を眺めながら・・・





「うん、これでいいのダ・・・✴️」





そんな感じで、私の“楽しかった一日”は、無事に綺麗に終了。





「これはこれで、幸せだわサ❤️」





イロんなモノに感謝しつつ・・・





そして、疲れた足をさすりながら・・・





明日吹く新しい風に、身を委ねる準備に入ったのでありました。





ではではまたまた・・・


生きとし生けるものが幸せでありますように🍀