先月、入庫しておりましたH25年式 アル
ファロメオミト クアドリフォリオ ヴェルデ
SBK リミデットエディションが全ての仕上
げ作業を終え、本日弊社に戻ってまいり
ました。
先月のブログでもご紹介しておりますが
改めてこの車輌のご説明。
世界統一限定モデル
世界限定200台
国内限定20台
欧州を中心に世界各国を転戦する
「スーパーバイク世界選手権(Eni FIM
SBK Superbike World Championship)」
に、2007年よりトップスポンサーとして
協賛しセーフティーカーを提供してきま
した。
今回の特別限定車モデルは、その
スーパーバイク世界選手権(SBK)に
ちなんだもので、同選手権に提供して
いるセーフティーカーを模したモデル。
2012年のパリモーターショーにて発表。
販売台数は世界200台の限定で、この
うち日本へは20台が割り当てられてい
ます。
ハンドル位置は右と左が、それぞれ
10台ずつ用意されています。
ベースとなったのはミトの最上級
モデル「クアドリフォリオ ヴェルデ」。
この限定車は、Sabelt製カーボン
シェルスポーツシートを採用。
インテリアにはベース車両である
クアドリフォリオヴェルデのグリーン
ステッチに対して、レッドステッチを
施しています。
さらにインストルメントパネル中央部
にはシリアルナンバープレートを配し、
限定モデルであることを強調しています。
また、エクステリアでも、リアアンダー
スポイラーやサイドスカートでエアロ
ダイナミクス性能を向上するとともに、
ルーフパネルとミラーをブラック仕上げ
、ホイール、専用ステッカー、アクセント
リング等をチタニウム仕上げで統一し、
スポーツ志向でメカニカルな雰囲気を
演出しているというもの。
今回の作業の内容をご説明いたします。
先月の初め入庫してすぐにまず各小傷
修理や、ホイールの塗り替え等をいつも
の板金塗装屋さんにてやってもらいまし
た。
前オーナーさんがボンネットストライプ
とリアのエンブレムを外してしまってい
たので、再度部品オーダーを入れてみ
ると国内在庫なしという返答。
(そりゃそうだよな~とは思ってましたが)
即オーダーしますが、ドイツ系と違い相手
はラテンの国イタリア、約1ヵ月かかって
やっときました。
イタリアにしてはこれでもましな方?なんて
部品屋さんは言っていたらしいけど、今は
昔と違ってきちんとしているのかな?
今回はその待ち時間が異様に長かったので
先に気が付いたところは全てきっちりやって
しまおう!ってことで、弊社近所のイタ車専門
整備工場のアールエスモーターさんにて、AC
修理をはじめ、1年法定点検整備をベースと
して、タイミングベルト一式 、バッテリー交換、
オイル漏れ、マフラー交換などバリバリに整
備をしていただきました。
リアもSBKステッカーエンブレムが付いてい
るのと無いのではこれだけ雰囲気が違います。
どうでしょう?
SBKエンブレム無ければ、通常のヴェルデ
と見分けがつきません。
リアディフェーザーの形状の違いなんか
は、SBKをよく知っている人でないとまず
知らないので分かるわけないのです。
フロントのストライプステッカーはとくにこの
SBKの”象徴”とも言えるものなので、通常
のと明らかな違いを感じます。
まるで別物です。
本物オーラ満点であります。
大変レアなモデルでありますし、アルファ
なのでさすがにこの炎天下の下に展示
するわけにもいきませんので、本日より
川崎本社室内車庫にて保管いたします。
ご興味のある方は事前にご予約を頂け
れば世田谷の展示場に持ってまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。