本日入庫いたしました、最終モデル
2010y12月登録のW204
”C300アバンギャルド AMG
走行6800km、メルセデスケア付
オプションで、本革シート、ユーティ
リティパッケージ付という、新車当時
の本体価格は700万円を超えると
いう、豪華でとても稀少な1台です。
ちょっとこのW204について調べて
いた時に気がついた事があります。
W204に限った事では無く、ベンツ
のラインナップ全体で言える事なの
ですが、このC300で例をあげます。
このC300AVGデビューの
2007y6月、デビュー当時の新車
本体価格は664万円。
これが為替相場におけるユーロに
対する円安傾向が続き価格改定を
行い続け半年後の2008y1月には
本体価格675万円に。
更にまた半年後の2008y7月には
本体価格693万円に。
そしてその3ヵ月後の2008y10月
には、本体価格702万円に。
この頃の世界の景気の不安定さを
物語っているようにもみえますが、
そんな真っ只中の渦中にいてしまった
”C300 アバンギャルドS”
なんであります。
アバンギャルドSに限っては、この
新車当時の価格の不安定さもあり、
初期の07y6月~08y1月あたりの
モデルが中古車市場には多いのだと
思われます。
価格は初期と前期最終の08y10月
以降モデルでは、同じアバンギャルド
Sでなんと38万円もの差。
これではなにか変化が無いと販売は
厳しいと思われます。
という理由(あくまで私の勝手な予想です。)
から、2009y8月以降のモデルより
C300はアバンギャルドSを廃止して
ただのC300アバンギャルドにして
新車本体価格を630万円に統一。
変わりにオプションとして、+60万円
で”アバンギャルドSパッケージ”を
設け、ダイナミックハンドリングパッケ
ージやレザーパッケージ、アバンギャ
ルドS仕様をSET販売に切り替え
ました。
このあたりでやっと価格帯は落ちつ
いた感じです。
数ヶ月毎に、これだけ新車価格が
変動する事は、過去あまりない事
だと思います。
そしてW204のC300アバンギャルド
としては最後のマイナーチェンジが
2010y8月以降のモデルに行われ
ました。
本体価格は同じ630万円。
大きく変わったのはオプション内容と
LEDポジショニングライトやLEDウィ
ンカー等のLED系の変更装備。
ようは最終モデルのみ見た目が
大きく違います。
アバンギャルドSパッケージも廃止、
変わりに”AMGスポーツパッケージ”
に変更。
AWデザインも写真のように変更。
ユーティリティパッケージという、この
キレースゴーは18万円のオプション
でなんとパ-クトロニックとのセット
という具合に、オプション数をかなり
増やし、それぞれの装備を細かく
区切る事により、ユーザーの好みに
無駄なくより近ずけるという意味合い
でしょうが、これは中古車になると
付いている内容で大きく価格が変動
しそうな予感はあります。
逆に”このグレードにはこれは付いて
なきゃ~”みたいのが出てくるのでは?
なんて感じるのです。
W204は名作と言われてますが、
その中でも私はとくに、”V6”のC300
アバンギャルドをお勧めいたします。
当社の最終C300は、
店頭価格448万円です。
新車当時はオプションを含めると、本体
のみで約710万円の車輌です。
それがなんと、
たった約1年半落ちの新車保証付
の車輌がなんとなんと!!
262万円引きで
買えてしまう!?
という恐ろしくもウルトラな事実・・。
(新車でお買いになったファーストオーナー様に感謝です)
本日より当社ショールームに展示して
おりますので、どうぞよろしく御願い
いたします。