現在書店で発売中のモータースポーツ
月刊誌”Racing on”
元々この雑誌、オートスポーツと同様の
モータースポーツ専門誌だったのですが
、ここ数年、ちょっと路線を変えたようで
過去のモーターレースの歴史等を、
”永久保存版”のような内容と豪華な
写真で紹介しながら毎回色々な視点で
特集を組んでいるようです。
ただし、紙も良いものを使っているようで
雑誌の価格¥1714XTAXという高額ぶり。
今も続く、”オートスポーツ”誌とは良い
意味で全然違う雑誌になりました。
今回も私としてはとても嬉しい特集。
”ロータスとティレル”
”並び立つ、ふたつの名門”
という往年のモーターレースファンには
たまらない特集。。
ページを捲るといきなり飛び込んでくる
私が幼き頃、1977年、富士で開催された
”F-1世界選手権イン・ジャパン”にて
生まれて初めて見たF-1マシン
”Lotus type77 JPS.MkⅡ”
大雨の富士で、ヘアピンで見ていたの
ですが、雨上がりのラスト5周で、マクラ
ーレンのジェームス・ハントをこのロータス
のマリオ・アンドレッディが逆転して優勝!
といったシーンは私の幼心にとても強烈
な印象を残してくれました。
依頼、これがきっかけで、モーターレース
の虜になってしまったという記念すべき
以前、ブログでも書き残していますが、
私の歴代のF-1マシンの中で、一番
好きなマシン。
”Lotus type79 JPS”
この”ブラック・ビューティー”と呼ばれた
黄金時代はドライバーもカッコ良かった
のです。
当時はフェラーリー、マクラーレンよりも
人気があったように記憶しています。
もうひとりの伝説ドライバーである、
フェラーリーのJ・ビルニューブも、翌年の
日本GPでN・ラウダの代役としてデビュー
しています。
マリオ・アンドレッディに伝説のスーパー
スターである、ロニー・ピーターソン。
今回のこの特集では、このヘルメットに
黄色のつばが特徴的なロニーが、両
チームでのそれぞれの黄金期に在席
していた事から、今回の特集でもとても
ロニー・ピーターソン。
今見ると、恐ろしい構造です。
クラッシュしたら即”あの世行き”位
のものに見えてしまいます。
そういう意味でも過去のF-1ドライバー
モナコでの6輪ティレルのショット。
ドライバーは”パトリック・デュパイエ”。
当時はファーストが世界チャンプの
J・シェクターが移籍していきたという事も
あり、全然目立たなかったのですが、
”フランソワ・セベール”
ティレルの黄金時代をJ・スチュワート
とすごしたが、73年最終戦のアメリカGP
の予選中に死去。34歳。
この事で、3度のワールドチャンプであった
当時絶対的王者”ジャッキースチュワート”
は現役引退を表明したのです。
過去のF-1はドライバーもマシンも全てが
夢のまた夢で、ほんとにカッコ良かったと
つくずく思ってしまうのであります。